進化論の崩壊 NO6 |
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― 類人猿の化石と人類の起源 ― |
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人間は、猿からの進化として、あたりまえのように教えられてきました。しかし、その根 拠となる類人猿の化石が、どんなに疑わしいものであるのかよく知られていません。 すなわち、人類の歴史といわれる「猿人」→「原人」→「旧人」→「新人」という進化的発 |
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想は、非常に疑わしいものなのです。 【猿人とは】 例えば、アウストラロピテクスは 「猿人」とされてきましたが、最近、 リチャード・リーキー博士は、彼が 新しく発見したアウストラロピテクス |
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の前脚と後脚の化石は、「直立歩行していなかったことを示している」と述べ、絶滅した サルやゴリラに似た動物の一種に過ぎなかったと発表しました。 【原人とは】 きゅうし ジャワ原人といわれる「原人」は、デュボアがジャワ島の河岸で一つの臼歯を発見し、 ずがいこつ その翌日一メートル離れたところから頭蓋骨の一部を発見し、一年後に十五メートル離れた だいたいこつ ところから大腿骨を発見し、それをサル的特徴をもつ人であると発表しました。しかし、彼 の発見した場所からは、同時に数多くの他の動物の遺物も発見されたのです。これに疑いを 持ったスミソニヤン研究所の所長ヒルドリッカは、人間のものであると判定し、今日では人 間のものと認められている。又、同じ原人といわれる北京原人も、サルとサルの脳みそを食 べていた中国人の骨とが混ざったものだったのです。又、ダウソンの原人(ピルトダウン人) ぎさく も、薬品処理された偽作でありました。このように、原人といわれるものは、学説上の仮説 なのです。 |
【旧人とは】 旧人といわれるネアンデルタール人であるが、一般に前かがみの 曲がったひざに特徴があることで類人猿とされていたが、今では、 くる病とか関節炎とかの病気をもっていた骨であることが分かって |
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いる。そして、他にも発見されたネアンデルタール人の化石は、みな完全な直立歩行してい るもので、このネアンデルタール人が肩を曲げ、かがんだ形と考えていたのは、研究者の先 入観であり、私たち現代人と変わらないのです。 【新人とは】 新人といわれるクロマニヨン人は、現代人の脳の大きさの平均よりも大きく、現代人と区 別できない。有名なフランスの「ラスコー洞窟」の壁画はクロマニヨン人が描いたもので、 今から「約三万年前」のものといわれているが、炭素十四法で調べると、「約一万年前」と の値が出て、現代人と区別できないことが判った。 すなわち、これらの事から分かるように、「猿人→原人→旧人→新人」といわれる進化の 流れは全くの想像で、人間は初めから人間であり、サルは初めからサルであった。これが現 代科学の示すところで、そこに進化の証拠立てるものは、ますます崩れ去っていくばかりな のです。 もし、サルから人間の進化を示す中間形の類人猿を探したいなら、墓地の中を探し回り、 猿に似た程度の前頭部の低い頭蓋骨を拾い集め、目的にかなうものを選んで、あてはめれば よい。それが実際に、進化論者によって、取られている方法である。 サルから人間に進化した想像図によって、そのような姿で発見されたと思われていますが それは全くの架空の絵にすぎません。魂を与えられた人間は、初めから人間であり、全能者 なる神の創造された最高の作品なのです。 |
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