進化論の崩壊 NO.5 |
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メンデルの法則とは、オーストリアの植物学者が研究して発表した遺伝の法則で、この法則 を要約すると、 1、遺伝子による形質のみが遺伝する。 2、遺伝し得る変化は、本質的種に潜在する。 3、全遺伝は、生殖細胞「種」にのみ存在する。 これから分かるように、この自然界の法則は、本質的種の範囲内で遺伝が起こることを示 している。 例えば、犬には約200にわたる変種があるが、他の異なる種類(ネコ、等)と交配させる ことは極めて困難である。 すなわち、メンデルの遺伝の法則からも明らかにされているように、犬から猫は生まれな いのです。種類が違うと精子は卵子の中に入ることができません。仮に、人工的に卵子の外 膜を取り除いて、精子を中に入れても、精子は死んでしまいます。血液も染色体も違うから です。
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ところが「進化論」では、「今日の世界の動植物の全てが、海底の粘土の中に住んでいた りょうせいるい はちゅうるい 単細胞生物から、魚類・両棲類・爬虫類そして鳥類と哺乳類へと進化した。」という。 もし、このような「進化の過程」が事実であるならば、世界の歴史が始まって以来、種は 一つであって、常に自由な交配がなされ、今日でも犬から猫が生まれてきてもいいわけで す。 しかし、自然法則を見ると、この進化論者の論説は成り立たない。なぜなら、この自然界 には歴然と種類の区別が存在するからです。 さて、聖書はこの問題について何と語っているだろう。もちろん、聖書は科学の教科書で はないが、生命誕生の起源と存在は、聖書の最も重要な問題の一つであるため、それを明確に 語っている。
すなわち、聖書の言う種とは、交配して子孫を作り出すもの同志を一つの種と言って、 「神はその種類に従って生き物を存在させた」と。 そこには、歴然とした秩序と越えられない種の保存がある。これは自然界の観察と一致す る。進化論では、それぞれの種の保存を説明できない。 べイツソン(メンデルの弟子)は、ダーウィンがもしメンデルの研究を知っていたなら ば、決して「種の起源」を書かなかったであろうといった。そしてこれは、神による創造説 を十分に理解させるものとなったのです。
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