進化論の崩壊 NO4 |
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もちろん、にわとりが先である。なぜなら、卵を暖める親鳥がいないと、卵があっても雛 にかえらないからです。だから神は、完成した親鳥を最初に造られたのです。さて、これは 現実的な根拠があるのでしょうか。 私たちの頭の中には、生き物は進化してきたと教えられていますから、逆に卵の方が先の ように感じられます。しかし、親鳥がいなければ卵も産めないわけですし、これは、進化論 では結論の出せない問題のようです。 それでは、いったい何が、自然界の法則を正確に説明できるのでしょうか。 まず、進化論の先駆者となったダーウィンはどのように言っているか、みてみたいと思い かとてき ます。彼は、進化説を発表するとき、「すべての地層や岩層の中には、無数の過渡的な生物 の化石が、一杯埋まっているに違いない」と考えました。しかし、「もし中間型の化石が発 見されなければ、進化説は致命傷となってしまう」と。(種の起源・第9章より) ところが、ダーウィンは、その科学的な証拠がないまま、進化論を発表してしまったので す。それは、今はないが、やがて証拠が揃うだろうと信じ、期待していたからです。 ところが、その後130年間たった今、確かに世界中で化石が発掘され、その膨大な量の化石 が博物館に保存されるようになりました。しかし、ダーウィンが期待した過渡的な中間型の 化石は、一つも出てこなかったのです。 例えば、魚が両生動物に進化するのに、進化論では5千万年は要したであろうと主張さ れています。ところが、その長期に渡って少しづつ進化したと思われる二つの間の過渡的な 経緯を示す奇形的な形、すなわち、体の一部にはヒレ、他の部分には足が出始めているよう な化石は、一つとして出てきたためしがなかったのです。 1938年南アフリカ沖で漁師の網に引っ掛かってきたシーラカンスは、その胸ヒレの太いことから、
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