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2020年6月7日

トコトン全能主に頼って行く純な信仰

ガラテヤ人への手紙 2:19~20、3:1~5


(起)ガラテヤ書2章、3章の御言葉から、「全能主の前に献身の心を表し、トコトン全能主に

頼って行く純な信仰を通して行くこと」を学んで行きたいと思います。



(承)さて、私たちクリスチャンは、自分の救いのために何か努力したわけではなく、イエス様が

して下さった贖いをただ信じ受け取ったことによって救われました。その恵みの御蔭(おかげ)で、信じた

初めの頃は心が軽くされ、罪から解放されたような感覚を味わったのです。あれほどの素晴らしい

体験は、今までに味わったことのないものでした。(ガラテヤ3:4)しかし、その喜びは長く

は続きませんでした。しばらくすると、肉の性質が何一つ変わっていない現実を思い知らされ、

落胆させられてしまうのです。しかし、それもその筈、先程も申し上げたように、私たちは自分

の救いのために何か努力したわけではなく、イエス様がして下さった贖いをただ信じたに過ぎま

せん。だから、救われた後も、私たちは依然として罪人のままです。それなのに、「自分は救わ

れた者だから、クリスチャンらしくあらねばならない」という律法を入れ込んでしまったの

です。すると、その律法は私たちにとって負い切れないものになり、信じた時の喜びを失い、

「自分は本当に救われているのだろうか?」と、クルシミチャンになってしまうのです。そして、

未信者時代に逆戻りして、律法を重んじるようになり、キリストから関係が切られて、恵みから

落ちてしまうのです。(ガラテヤ5:4)



(転)では、私たちはどうすれば良いのでしょうか。それは、ガラテヤ書2章19節にあるよう

に、「私は、全能主に対して生きるために、律法によって律法に死にました」というところに

戻ることです。どういう事かと言いますと、イエス様が律法を廃棄して下さったことによって、

私たちは負い切れなかった律法から完全に解放されました。だから、これからは
自分の力に頼って

生きて行くのではなく、トコトン全能主の全能の力に頼って生きて行けば良い
のです。そこで、

「全能主に頼ると言っても、結局は自分の力でやらなければ何ともならないだろう」という声が

聞こえてきます。しかし、たとえその声で脅かされても、惑わされてはいけません。この世では、

自分で努力し、自分の力で成功させる事が正しい事とされていますが、私たちは罪人ですから、

自分の力に頼ってどこまでもやって行くことなど出来ません。確かに、生まれつき与えられた

能力は人それぞれあるでしょう。しかし、その与えられた能力を使って一生懸命やったとしても、

「これ以上は出来ない」という壁にぶち当たり、立ち行かなくなる時が必ずやって来ます。

私たちは罪人ですから、
能力の限界を覚えて当たり前立ち行かない世界があって当たり前です。

しかし、それでも
全能主のために何とか役に立ちたい」という動機から、私たちはトコトン主に

頼ってやって行こうとする
のです。これが、律法に対して死に、全能主にあって生きるクリスチャ

ンの生き方
です。


(結) ですから、自分の力に頼らせる律法的な意識を持つのは、もう止めにしましょう。

悪魔は、「全能主に頼ると言っても、それだけでは生きて行けないだろう。だったら手っ取り

早く、自分の力でやればいいじゃないか」と、いつも私たちに(ささや)き、(そそのか)してきます。しかし、

この世の損得感情で、純な信仰と引き替えにしてはいけません。私たちは、どこまでも「主に信頼

せよ。主が成し遂げて下さる」という御言葉に立ち、トコトン全能主に頼って行く、この純な信仰

を通して行くのです。確かに、「私たちは今、肉を持ってこの地上で生きていますが、それは、

イエス・キリストを信じ、全能主を信じ仰ぐことによって生きているのです」(ガラテヤ2:

20)。
すなわち、私たちの地上での残された命は、自分のために生きる命ではなく、キリスト

のために生きる命です。だから、私たちは今こそ、
「主の栄光のために使って下さい。何でも

やらせて下さい」
と、全能主の前に献身の心を表し、トコトン全能主に頼って行く純な信仰

通そうではありませんか。

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