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2019年 NO.667


人の命は自分のものか?


 私たちの体の仕組みは、驚くべき計画に基づいて創られています。例えば、胎児の心臓は

胎内にある時は 肺呼吸をしていません。ですから、肺に大量の血液が流れて行けば胎児は

死んでしまいます。ですから、胎児の心臓は成人と同じ血液の流れ方ではありません。

胎児は母親の胎盤を通して酸素を受け取り、へそに繋がっている血管を通って下半身から

戻ってくる大静脈に合流し心臓に戻って来ます。だから、新鮮な血液は炭酸ガスの混ざった

血液と合流し、静脈血の集まる右心房に流れて行くのです。本来の成人の心臓は右心房から

肺に送られてガス交換が行われ、新鮮な血液となって左心房から全身に流れて行きます。

ところが、胎児は肺呼吸をしていないので、肺には流れていかず、直接右心房から左心房に

繋がるトンネル(卵円孔)を通って左心房に入り込み、母親から提供された酸素を全身に

送り出しています。しかし、胎児が生まれ出ると、肺呼吸が始まり、「オギャー」と泣い

て、肺に空気が入り、2分以内に血液の流れは成人と同じ流れに変わります。その時、

右心房と左心房にあったトンネル(卵円孔)が開き放しになっていると、肺に血流が流れて

行きませんので、そのトンネルは2分以内に塞がるように出来ています。もし、このトン

ネルが塞がれないと、せっかく産まれた赤ちゃんも酸素不足となって死んでしまいます。

成人の体は胎児と違って、新鮮な血液が肺で造られて行かないと生きて行けないのです。


  このような仕組みの変更は、人間の体の仕組みの全てを知り尽くしておられる方がおら

れなければ出来上がりません。
聖書には、「私たちは、この宝を土の器の中に入れてい

ます。それはその測り知れない力が絶対主のものであって、私たちから出たものでない

ことが、明らかになるためです」(Uコリント4:7)とあります。すなわち、私たちの

命は、測り知れない力を持つ絶対主によって創られたものです。それなのに、多くのクリ

スチャンは、自分の命は自分のものだと思っています。しかし、私たちは、自分の命も

自分の心も、自分の思い通りになるのでしょうか?
決してなりません。自分の思い通りに

出来なければ、命も心も自分のものではありません。だから、自分のものとしての権利

があると思うのは間違っています。私たちの命が絶対主のものであるなら、絶対主の目的

に添って生きて行くべきです。
もし、私たちが絶対主の目的に反するならば、絶対主は

それを壊し潰されます。それが実際にノアの洪水の時に成された裁きなのです。そんな

私たちが、イエス・キリストの贖いによって滅びから救われたのなら、絶対主の目的

(私たちに一人一人に使命がある)に添って生きるべきです。


絶対主は、確かに自由意志を持つ者として人を創られました。しかし、その自由は自分勝手

に生きて行くために使うのではなく、人が心の同意に伴った行動をもって、絶対主の使命に

生きることを目的として自由意志を持たせて下さったのです。
この理解を一人一人が心の

中に流し込み、絶対主の使命に生きて行こうではありませんか。そして、絶対主の御心が

分かったのなら、自分の考えを引っ込める素直さをもって絶対主に仕えて行きたいと

思います。




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