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2019年 NO.666


天と地獄を分ける心のあり方




 信じた後のクリスチャンが、自分の信仰のあり方に不安を抱いて、「こんな信仰のあり方で

いいのか」と疑問を抱かれる方々がたくさんいます。それは、福音を聞いた時「信じる者は

誰でも救われる」と語られていたのに、イザ信仰生活を始めると、クリスチャンは聖人のように

振る舞わなければ証しにならないと思わされて、偽善者振るようになるからです。

確かに聖書を読んで行くと「あなた方は、以前の無知であった時代の数々の欲望に影響されて

はいけません。むしろ、あなた方を召して下さった聖なる方にならって、あなた方自身もあら

ゆる振る舞いに於いて聖なる者とされなさい」(Tペテロ1:14〜15)という御言があり

ます。しかし、この御言に触れると、信じて行く自信を失ってしまいます。「あの人はクリス

チャンらしくない。しかし、この人は聖い人だなー」と批評しながら、「自分はとてもクリス

チャンらしくやっていけない。こんな自分で天に行けるのだろうか?」と、自分の信仰の歩み

に自信を持てなくなってしまうからです。確かに、聖書には「異邦人の中にあって立派な生き方を

示しなさい。そうすれば、… あなた方の立派な行いを見て、人々は絶対主を崇めるようになる

でしょう」と、書かれています。ということは、信じたら聖い人間となるために努力して、立派な

人間にならないと、クリスチャンにはなれないと思ってしまうのです。しかし、イエス様は「罪人

を救うために来て下さった」とも、書かれています。すると、クリスチャンは、いったいどのように

歩めば天に挙げて頂けるのでしょうか?


 私たちの現実は、信じる前も罪人、信じてからも罪人です。なのに、信じたら急に正しい人間に

なるように、求められるのでしょうか?キリストの救いは、罪人を贖うため、キリストの死によって

なされました。しかし、私たちは何もしていません。だから、私たちが信じたからといって「自分

が義人とされた」という実感は一つもないのです。それもそのはず、キリストは私たちの罪の

身代わりとして磔にされましたが、私たちは生まれた時から罪人のままです。これが現実です。


それなのに、自分たちの努力によって、「聖なる者でありなさい」と言われても、なれる訳があり

ません。いったい、何を根拠にして、聖なる者になれるのでしょうか?はっきり言って、いくら

努力しても、律法学者やパリサイ人の義に優ることはできませんし、私たちの心の中から情欲や

妄想を消し去ることも出来ません。まして、罪を犯す目をえぐり出し、罪を犯す手を切って捨てて

しまう事も出来ません。それを求められたら、自分の心も、えぐり取らなければなりません。

完全にお手上げです。すると、私たちに出来ることと言えば、「自分は罪人であって、自分の力に

頼って出来ることは一つもありません」と、ただ絶対主の前に脱帽するだけです。


しかし、この現実を差し置いて、多くのクリスチャンが「自分の力に頼って義を表すべきだ」と

思い続けるのは、いったい何を根拠に主張するのでしょうか?


罪人は、絶対主の前に完全無条件降伏するのみです。そして、完全無力の人間は、絶対主の憐れみに

すがって、為すべきことを助けられて、ただするだけです。この罪人の原点に立つことしか、

私たちには出来ない筈です。こんな私たちが天に行くか地獄に行くかを分ける境目は、十字架上の

二人の強盗の姿に答えがあります。その一方だけがパラダイスに入れられました。あなたは、尚、

自分の義を主張して、天に行こうとするのでしょうか?正直に自分の心に切り込んで、心の中の罪

を認めイエス・キリストの贖いは何であったのか考えて下さい。そして、私たちが、ただ惨めな

罪人にすぎないという現実を知って、「ただお手上げです」と、へり下りの心を持って、絶対主が

「砕かれた悔いし心を軽んじない」
(詩5117)と言って下さるのですから、主を信じる信仰に

よって、1つでも2つでも御心にかなうことを始め出そうではありませんか。


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