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2019年9月1日
どこまでも絶対主に頼って

ヨハネの福音書18:28~32


(起)「自分の考えに頼るのではなく、どこまでも絶対主に頼って行く心を持って、悪霊との

戦いに備え、これからの働きに向かって行く」ことを学んで行きたいと思います。


(承)さて、この箇所から取り上げたいのは、ピラトについてです。ローマの総督である

ピラトは、ユダヤ人の大祭司たちからイエス様を引き渡され、イエス様の裁判をする立場に

置かれました。しかし、その結果は、イエス様には何の罪も見出されませんでしたから、

ピラトは彼らに「この者の裁きは、お前たちの宗教の問題だ。それなら自分たちの律法で裁け

ばいい」と言って、追い返しました。それなら、ユダヤ人は、自分たちの律法で石打の刑に

すれば良かったのですが、あえて彼らは、「どうしても自分たちの手を汚さずにイエスを死刑

にしたい」という思惑があって、「私たちには、人を死刑にする権限がありません。だから

ローマの総督に裁いてもらいたい」と言い張りました。しかし、ピラト自身は「罪のない者を

死刑にすることはできない」と思い、最後まで釈放しようと努めていたのです。しかしながら、

その流れを止めることが出来ず、ついに、イエス様を十字架につけるためにユダヤ人たちに

引き渡してしまったのです。しかし、これらのことは全部、旧約時代に預言されていたことが

成就してしまったのです。それは、イエス様が木にかけられ(十字架刑)、そのあと着物が

分けられ、下着はくじ引きにされるという預言の全てでした。
これらを考えると、「この世界

の歴史は、人間の意思によるもののように見えても、実は全て絶対主の手の中で起こっている」

ということが見えてきます。
人間には自由意思が与えられていますので、「自分たちの意思で

物事を動かしている」と思いがちですが、実はそうではなく、全て絶対主の計画の中で手繰ら

れていたことでした。


(転) それは、今日の時代にも言えることです。今まで絶対主は、この世界を人間のなすが

ままに任せられて来たのですが、ついに悪が全世界に満ちた時に、この世界を完全にお裁きに

なります。それが、絶対主が計画しておられる世の終わりの裁きであり、絶対主の計画の集大成

です。そして、現在、この世界は世の終わりの集大成に向かって突き進んでいます。それは

どういうことかと申しますと、エペソ6章12節に、「私たちの戦いは、血肉に対するもの

ではなく、諸々の支配と、権威と、この暗闇の世界の支配者たち、また天の領域にいる悪の霊

に対する戦いです」とあります。今まで、これは全てサタンのことを言っているものとして

読んで来ましたが、実は違います。よく読むと、「諸々の支配と、権威と、この暗闇の世界の

支配者たち」、また「天の領域にいる悪の霊」と分けられています。つまり後半の「天の領域

にいる悪の霊」というのは明らかに悪霊のことですが、前半の
「諸々の支配と、権威と、この

暗闇の世界の支配者たち」というのは、この地上の支配者たちのことです。
現在、この世界は、

地上の支配者たちによって、ものすごい勢いで動き始めています。 日本の国は、そういう事に

対する免疫力が弱く、「世界を支配しよう」という大それた考えは持っていません。しかし、

「この世界を支配しよう」とする企ては、昔から今日まで現実の出来事です。そして今こそ、

その暗闇の支配者の暗躍が表に出始めました。先日アメリカでは、遂に宇宙軍が創設されま

した。これからの戦いは、情報衛星を打ち落とすための究極の宇宙戦争です。だから、この

世界は、暗闇の世界で暗躍している裏の組織が、世界を統一するために混乱させて来ています。

しかし、それを脱するために、世界に平和と安全を与えようとする組織も動き出しています。

それらは、如何にも  救済者のようにして現れ、世界を貧困から救い、あらゆる宗教的な争い

を仲介し、世界を平和の方向に導いて世界統一しようとする計画なのです。この一時の平和と

安全が、黙示録に記された白い馬の預言です。今は、その大混乱がいつ起こってもおかしく

ない時代です。そういう時代だからこそ、絶対主は私たちに今、目立った働きを留めておら

れるのです。もしそれを始め出せば、悪霊のターゲットになり、「平和だ、安全だ」と言われる

時代に、本来の働きができなくなってしまいます。それでは元も子もありません。絶対主は

それを一番警戒しておられるのです。しかし、この状態がいつまでも続くものではありません。

そろそろ私たちは外に出て行かなければならない時が来ています。そのために、戦う意識と

「真理の帯、正義の胸当、平和の福音の備え、信仰の盾、救いのかぶと、御霊の剣」という

絶対主の武具を身に付ける 必要があります。そして、この中で一番重要な武具は信仰の盾

です。これから、私たちにとって、どんな出来事が起こって来ようと、命を懸けて滅私奉公の

心でイエス様を信じ続けて行かなければならないからです。そこで信仰の盾を持って、悪しき

者が放つ火矢を消していくのです。


(結) こういうわけで、今、この地上には暗闇の世界で暗躍している裏の組織が確かに存在

しており、悪霊が激しく動き回っている時代です。だから、いよいよ血肉の戦いではなく、

天の領域にいる悪の霊に対する戦いに出て行かなければなりません。どうか、このことを覚え、

戦いの備えをして行きましょう。もう自分の頭に頼る時代は終わりました。私たちは どこま

でも絶対主の考えに従って行くのです。その心を持って、これからの働きに向かって行こうで

はありませんか。


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