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2016年1月17日


絶対主に懸けていく

ルカの福音書8:9~15




(起)「自分の命まで捨ててという御言葉を通して、絶対主に焦点を合わせ、絶対主に懸けて

いく」ということについて、学んでいきたいと思います。


(承) さて、ここでイエス様は、「誰でも、父、母、妻、子、兄弟、姉妹、更に自分の命まで

も捨てて、わたしの許に来るのでなければ、わたしの弟子となることはできません」と言われ

ました。これは、「自分の命までも捨て、絶対主に焦点を合わせて、イエス様に付いて行く

覚悟を持たなければ、イエス様の弟子となることはできない」という意味です。

また、「自分の十字架を負ってわたしについて来る者でなければ、わたしの弟子となることは

できません」とも言われました。「自分の十字架を負う」ということは、「自分の死を背中に

負う」ということです。ですから、
イエス様の弟子となるためには、イエス様を第一にし、

死を覚悟して従っていく心が必要だということです。
しかし、この御言葉というのは、ある

意味で抽象的であり、私たちにとって、なかなか実感の伴わないものです。私たちは、確かに

イエス様を信じましたが、
イエス様は目に見えませんし、絶対主も目に見えません

と同時に、私たちは救いを得ましたが、
天のパラダイスを見たこともありません。だから、

どうしてもイメージが漠然としてしまい、本気度が出てこないのです。だから、ほとんどの

人は、「この地上にあって、そんな生き方ができるわけがない」、「もっと地に足をつけた

現実的な信仰を持たなければいけない」と考え、「御国に懸け、絶対主に懸けていく」という

純粋な信仰の決断をしないのです。


(転) しかし、この地上にあって、実際に天の父に全てをかけ、その決断の中で歩んだ人が

います。その人は、ジョージ・ミュラーさんです。ミュラーさんは、「孤児の父は絶対主である」

という聖書の御言葉をそのまま信じ、どんなときも絶対主により頼み、
いつも絶対主を中心に

焦点を合わせて、生きて行った人です
。たとえ自分の思い通りにならなくても、じっと耐え、

「とにかく絶対主が言われた通りにする」と決めて、
その道に懸けて行った人です

実は、私たちの教会は、このミュラーさんの生き方を表していく教会として召されました。

ですから今、一人一人が絶対主に焦点を合わせ、絶対主に懸けていく本気の心を持たなければ

なりません。一度召された人間は、その召しから逃げ出すことはできません。たとえ地の果て

にまで逃げて行ったとしても、絶対主はそこにおられるからです。ですから、「今だに、

だだをこねて逃げようとしている人は、本当は逃げられないことが分かって、心を定める

べきです。それは死を覚悟して付いて行きます」という定めです。この心を定める決心が

必要です。
今までは、牧師や伝道者の信仰に乗っかかって、何とかここまで来ることができた

かもしれません。しかし、もうそのような生き方を続けていてはいけません。一人一人が、

本気で絶対主に頼り、本気で絶対主に懸けていく生き方を始めるべきなのです。その気持ちを

自分自身がしっかりと持てば、
私たちは、御国に対する期待をはっきりと持つことができます。

絶対主は御国におられますから、その御国におられる絶対主に心を向けて焦点を合わせれば、

御国に対する意識がはっきりし、そこに本気度も生まれてくるのです。絶対主は、その者を

絶対に見捨てられません。必ず天の御国に迎え入れてくださいます。私たちはどこまでも、

絶対主に焦点を合わせ、そこにすべてを懸けていく、この道を貫くだけです。たとえ途中で

失敗をしても、悔い改めて、またこの道に戻るのです。地上にいる限り、私たちは罪人の心

を持っていますから、失敗することも、罪を犯してしまうこともあります。それでも、心を

新たにして、絶対主に焦点を合わせ、絶対主に懸けていく心があるならば、私たちは御国に

繋がります。私たちが、この信仰に立つ時、救いの確信を持つことができるのです


(結) ですから、私たちは、「罪を棚上げしてはいけませんが、しかし、自分の損得は

棚上げしましょう。」イエス様が言われたとおり、私たちは、父、母、妻、子、兄弟、姉妹、

更に自分の命さえも、捨てたって構わないのです。この命は地上の肉の命であって、私たちは

霊の命を持っています。だからこの命こそ、天に繋がるからです。どうか、一人一人が霊の心

を働かして、天の命に繋がる生き方をして行きましょう。自分の損得は棚上げにし、絶対主に

懸けていこうではありませんか。そして、どんなときも絶対主に焦点を合わせて歩んで行き

ましょう。 

 


 


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