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 2015年4月19日    


『御心を確信し、悪魔に立ち向かう』


マルコの福音書4:40、5:28他

(起)「絶対主の御心を確信して、悪魔に立ち向かって行く」ということを、学んでいきたいと

思います。

(承) さて、今朝は先週の通読の中から、イエス様が行われた御業について書かれている御言葉

をピックアップしてお読みしました。(4:35、4:40、5:28、5:36、6:5、

6:37、6:50、7:27~28、7:32~34) 一つ一つパターンは違いますが、

共通して言えることは、イエス様は、すべて父である絶対主の御心の中で事を行っておられる

ということです。例えば、4:35から見ていきますと、イエス様と弟子たちが向こう岸へ

渡ろうと舟を漕ぎ始めた時、激しい嵐に遭ってしまうという場面が出て来ます。波が舟の中に

打ち込んで来て、水があふれてしまうほど大変な状況の中にありました。しかし、イエス様は

その時どうしておられたかというと、枕をして眠っておられたのです。私たち人間は、自分の目の

前でそのようなことが起ると、その瞬間に、「溺れて死んでしまうのではないか」と恐れを抱き、

不安になってしまいます。ところが、イエス様は少しも心配しておられず、40節では、「なぜ、

そんなに怖がるのですか。どうして信じる心がないのですか。」と言われたのです。イエス様は、

なぜそのように言われたのでしょうか。それは、イエス様が全てのものの、創造主であられ、

自然に対して絶対的な主権をもっておられたからです。その信頼が弟子達にあったならば、怖れる

ことはありませんでした。この主の御心を知っていたら、「この舟は絶対に沈まない。この嵐に

よって、何も問題が起ることはない」という確信を持つことができたはずです。これが絶対主の

御心の中にあるということです。ならば、怖れることはありません。また、舟が沈むことは絶対に

ありませんから、イエス様は安心して眠っておられたのです。また、5:25から見ていくと、

十二年間も長血を患っている女性の話が出て来ます。彼女は、「この病気を治して下さい」と、

直接イエス様にお願いした訳ではないのですが、「イエス様の衣に触りさえすれば、絶対に治ると

信じていました。」だから、イエス様は治して下さるという行動があったのです。それは彼女が、

頭で勝手に思い込んでいたのではなく、心の中にはっきりと確信を持っていたからです。それは、

彼女の心の中に祈りがあって、その祈りを通して、「イエス様に直してもらいなさい」と、絶対主

から答えをもらっていたからです。だから、彼女は「人から何を言われようが、イエス様に触れば

いいんだ」と思えたのです。そして、実際にイエス様の衣に触って癒されました。

このように、絶対主の御心は必ずそのとおりになります。ですから私たちは、一度絶対主の御心を

確認したなら、もう迷うことも心配することもありません。確信を持って、その道に向かって

進んで行けば良いのです。


(転) では、私たちに対する絶対主の御心とは何でしょうか。それは、以前から言われていると

おり、
患難時代に入り、獣の前で証しをして、殉教を全うすることです。このことは、絶対に揺る

ぎません。今まで秘められていた黙示録の内容もはっきりと解き明かされ、絶対主からは、

「あなた方は、勝利を得る者となるのです」という、お言葉までいただきました。ですから、

私たちが絶対主の御心を、明確に教えていただいた者たちであるならば、私たちは残りの生涯を、

この絶対主の御心の中に生きていくべきです。私たちの教会では、この20年間いろいろなことが

ありましたが、そのしばらくの苦しみは、この後に私たちが不動の者とされ、悪魔に立ち向って

いくために必要なものだったのです。(第Ⅰペテロ5:9~10)

 私たちは、この使命に召されています。これが絶対主の御心であり、変わることはありません

ので、私たちはこの御心から逃げてはいけません。これからは、
「主を仰ぐ心に堅く立って、悪魔

と戦っていく」
のです。たとえ、自分の内に働く悪魔を追い出し、正気に戻されたとしても、

悪魔の妨げの声がなくなるわけではありません。
私たちがこの地上にいる限り、悪魔は背後から

声をかけてきます。ですから、「私たちの戦いは、血肉の戦いではなく、暗闇の支配者、天の領域

にいる悪の霊に対する戦いです。」これが私たちの本当の戦いです。
この戦いに対して、自分たち

が恐れて、一歩も心を引いていてはいけないのです。


(結) 私たちは、絶対主の御心がこのように教えられ、はっきりと分ったのですから、たとえ

命を失うことがあっても、「もとより、この命は主に捧げています」という心を持って、この世を

去るまで雄々しく戦っていくのです。しかし、私たちだけが、苦しい中を通って行くわけではあり

ません。昔、この地上に生きていた全世界の兄弟たちも、悪魔と戦い、同じように苦しみにあって

死んでいったのです。(Ⅰペテロ5:9)ですから、私たちもこの戦いに向かう備えをして行く

のです。もう訓練を受けている時ではありません。
私たちは訓練を卒業して、これからは社会人

として歩み出す時期に来ています。
信仰においては、もう成熟した大人です。ですから、絶対主の

御心の中に歩み出そうではありませんか。 


 


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