絶対主の国と絶対主の義を第一としようとする時、必ず心の中の抵抗勢力と戦わな
ければなりません。その抵抗勢力は巧みに自分の存在を隠し、あたかもその人、本人
であるが如く、砕かれるのを拒み続けます。そして、クリスチャンは、主を第一にして
御心の中を歩もうとする時、必ず、反抗勢力の強力な抵抗に会い、自らの無力さに打ち
ひし
拉がれます。この時、内住の御霊は、私たちの心に語り続けるのです。
「その抵抗勢力の我を打ち砕きなさい」と。そこで、その語りかけに同意して、主を
第一とする生き方を決心する時、私たちの魂は喜び踊ります。なぜなら、イエス様の心
に妨げなく結び付くからです。この抵抗勢力は、生まれた時からその人の心に結び付いて
にがにが
いる、やっかいな同労者です。ある時は、苦々しく思う魔物であり、ある時は、
都合よく自分を擁護する身方となります。この本体は、人それぞれその形態が違います
が、その本質は同じです。それは、絶対主への抵抗勢力であり、人の魂を悪魔の生け
捕りにする力です。具体的に「自分を認めてもらいたいとする我、損得の激しい負け
ただ
たくない我、自分を義しいと思い続けたい我、プライド・メンツを失ったら生きて
いけないと思う我」これらは、その人に益を与えるようで、実は苦々しい「我」の
魔物なのです。これから離れる方法は、その人の決断1つです。この忌々しい我から
自由になりたいとは思いませんか。あなたの損得を捨てれば、この我から自由になり
ます。「損して徳取れ」です。
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