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 2013年4月21日 





『砕かれた悔いし心とは、へりくだった明るい心』


マルコ7章1〜13節



起) 「砕かれた悔いし心」とは、明るい心、開かれた心であることを学びたいと思い ます。

(承) さて、「砕かれた悔いし心」とはどういうものかについて、20年以上も語られてきま

した。特に、聖霊のバプテスマを願い求めるようになってから、特にこの点に心を留めるように

されてきました。それというのも、「空っぽの器に油が満たされる」と導かれてきたからです。

それは具体的にはどういうことかというなら、
自分の都合よりも、イエス様の考えが第一だという

生き方をしていくことです。それはイエス様に対して心が開かれていることであり、それ故に、

心はそのように動いて行くからです。

 今回、殉教者の声を聞く機会を与えられて思わされたことは、殉教者の心は、イエス様に心が

開かれていたということです。私たちは、辛いこと、痛いこと、苦しいことを嫌います。しかし、

彼らの証しの叫びを聞くとき、「自分のことはどうなってもいいんです。」と、心はイエス様に

あり、常に焦点をイエス様に合わせて生きていたことがはっきりと分かりました。この心が

無かったら、殉教は出来なかったでしょう。この心があったからこそ、指を切られても、それを

受け入れ、誰を恨むことも無く、ただ「イエス様のところに行ける」と、喜んで死んでいけたの

です。

(転) では、心を開くとはどういうことなのか、考えてみましょう。

イエス様は、イザヤの預言の言葉を用いて、「彼らは人間の言い伝えに固執して、肝心の創造主に

対しては、心を開かず、ただ口先だけで敬っている」と言われ、心がついていっていない、彼らの

信仰の空しさを指摘されました。ですから、心に入っていない信仰では、「信じて、こんな辱め

を受けるのは嫌だ」と、イエス様を否定する者になってしまいます。これでは、イエス様との

つながりが切れてしまいますから、イエス様もその者を恥じる、と言われます。私たちは、ほんの

わずかな事でも、「嫌だ。」と言う心を当たり前のように、抱いています。それは、子供の

ころから持って育ってきました。心で嫌だと思った瞬間、心は閉じられ、暗くなります。

しかし、初めから、心を開いて明るくしていくならば、嫌だと言わずに受け入れる心を持ち、

そうすれば心は明るくなるのです。確かに私たちは、信じるときには、自分の幸せを求めて

信じました。しかし、イエス様が私たちのために苦しまれ、死なれた事が分ったとき、

「イエス様と同じ道に歩みたい」と思うのです。そして、イエス様とお会いでき、永遠に生きる

ことが出来ると思うと、心が明るくなってきます。私たちは、イエス様に従っていきたいのです。

ですから、
心を明るくして、心を閉じずに聞いていくのです。殉教者のこどもたちの特徴は、

その心が明るかったことです。心を開いて聞いたとき、心に入ってきます。
ですから、殉教の

道さえ、喜んでいたのです。心を開いて初めて、主に従って行くことが出来、変わっていくのです。

これが、イエス様に従っていく極意です。

(結) 弟子たちはイエス様に、「パリサイ人のパン種と、ヘロデのパン種に気をつけなさい。」

と言われたとき、「パンを持ってくるのを忘れた」と、後ろめたさを感じて心を閉じてしまい

ました。だから、イエス様から、「まだわからないのですか?」と言われました。

私たちも、注意され、叱られて、心を閉じると、叱られている本心が分からなくなってしまいます。

ですから、意識を強く持って明るく心を開いていくことです。そのためにはへりくだって、

心を明るくしていくことが必要です。
「砕かれた悔いし心」とは、へりくだった明るい心、

開かれた心です。
この心を持っていく時、苦しみも、辛いことも、当たり前として受け入れら

れるのです。心を開くと、そこにいつもイエス様がおられますから、イエス様のお役に立つものと

なっていくでしょう。

ですから、「砕かれた悔いし心」をもって、心からイエス様に従って行きましょう。





                                      

  
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