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2012年7月22日


 『復活の望み』



第Tコリント15章29〜58節


@ 復活と復活の体について考え、私たちの残りの生涯を、どこに焦点おいて生きていくべきか、

考えて行きたい
と思います。

A さて、キリストが復活された事によって、私たちの希望と喜びは増してきます。

もし、私たちの復活が、輪廻のようなものであるなら、「自分の前世は何だったのか。次は何に

なって生まれるのだろうか。犬か?豚か?奴隷か?・・・」と考え、不安になってくるでしょう。

もし犬で生まれ変わったとしたら、自分が自分であることも分かりません。

しかし、
イエス・キリストの復活は、イエスご自身であることが分かる形で甦り、生きておられる

姿を人々の前に現されました。
ですから、私たちの甦りも、当然犬ではなく、私自身の甦りな

のです。ですから、不安どころか、希望と喜びがあります。しかも、そればかりではありません。

朽ちる体が、朽ちない体として甦るのです。これは、凄いことです。肉の限界を覚えて、苦しみ

悲しんでいた体が、不死を着て、天上の体に甦るとは、なんと嬉しいことでしょう。
この地上の

悲しみがすべて拭われるのです。
この復活する望みは、クリスチャンたちの生き方をも変えて

しまいます。


B さて、ここでクリスチャンの地上の生き方について考えてみましょう。使徒パウロは、

信じる前と信じた後では、真逆の生き方を始めました。それは何が、彼にそうさせた

のでしょうか・・?それは、キリストの復活によって、自分も復活に預かることが分かった

からです。同じように私たちも、復活の体をいただく事が分かったら、地上の生き方が変わり

ます。信じる前のパウロは、生まれながらの熱心なパリサイ人で、イエス・キリストを信じる

者たちを迫害し、捕まえては牢に入れた、当時の支配階級に属する人でした。

ところが、信じた後では、逆に、お尋ね者となり「いつも殉教の死にさらされ、日々が死の連続」

という道を歩み始めたのです。迫害していたときは、キリストの甦りを信じていませんでした。

しかし、実際に甦えられたキリストに出会った時から、その生き方は180度変わり、全く逆の道を

歩み始めたのです。即ち、自分自身がお尋ね者となり、ライオンと戦ったり、人々に命を狙われる

ようにさえなったのです。そして、当時のクリスチャンたちもみな、信じたことによって、

パウロと同じように、あえて苦しみの中に入っていきました。信じればそうなることを知って

いても、彼らはキリストを信じる道に向かったのです。もし、復活が無いというなら、

そんなことはしなかったでしょう。では、どのようにして復活し、どんな体で復活するの

でしょうか。それは種に置き換えることが出来ます。種は土の中に蒔かれ、死んでから新しい花を

咲かせます。同じように私たちも、死んでから、新しい体を持つのです。即ち、「朽ちるもので

蒔かれ、朽ちないものに復活する」(42〜44節)のです。

なぜなら、朽ちるもの(生まれながらの血肉)は、朽ちないもの(創造主の国)を受け継ぐことは

出来ません。(50節)。ですから、イエス・キリストは、私たち罪人のために十字架にかかって

死んでくださり、キリストにあって新しい体を持つようにしてくださったのです。パウロは、

この主の救いの素晴らしさを知っていたが故に、どんな苦しみの中にあっても逃げず、

耐え忍んだのです。しかも、それは、「終わりのラッパの響きと共に、まばたきする瞬間に、

一瞬にして変えられる。」(51,52節)のです。それは栄光の体、天上の体に変えられる

瞬間です。

ですから、キリストのために生きていくことは希望であり、目的であったのです。

C 
「堅く立って動かされず、いつも全力を注いで主のわざに励みなさい。あなた方は、

あなた方の労苦が、主に在って無駄にならないことを知っているのですから。」
(58節)。

私たちの労苦は積み重ねっていますが、無駄にはなりません。それは、復活にあずかるからです。

この復活があるのですから、全力を注いで、主のわざに励んで行きましょう。



                                        

  
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