@ 「キリストの花嫁」となる人々について学びたいと思います。
A さて、私にとって、キリストの花嫁となるのは誰なのだろうかと長い間、問いかけてきました。
しかし今回、「勝利を得る者」とは誰のことを言われているのかが分かったとき、キリストの花嫁が
誰であるかが、はっきりしました。
21章7節には、「勝利を得る者はこれらのものを相続する」とありますが、「勝利を得る者」
については、7つの教会に書き送った手紙の中にはっきりと記され、彼らは聖なる都で過ごす者たち
であることが分かります。そして、この聖なる都、新しいエルサレムこそがキリストの花嫁である
と、黙示録21章2、9、10で、はっきり書いてあります。
ということは、新しいエルサレムの中に入り、その住人となる「勝利を得る者」たちこそが、
キリストの花嫁であり、新天新地の中の、しかも、聖なる都の中で永遠に創造主と子羊イエスと
共に過ごすことができるのです。ですから、「私たちも勝利を得る者」となるなら、子羊の花嫁
となる可能性があります。
B では、「勝利を得る者」について考えてみましょう。私たちの教会は、フィラデルフィヤの教会
であると言えます。「誰も閉じることのできない門を開いておいた。」とのみ言葉を頂いてい
ますから。
又、イエス様は私たちに、「あなたには少しの力しかなかったが、・・・わたしの言葉を守り、
・・・忍耐についてのわたしの言葉をあなたが守ったから」と言われています。そして、
「勝利を得る者は、わたしの創造主の聖所で、柱としよう。そして、彼の上に、わたしの創造主の
御名とわたしの創造主の都、天から下って来る新しいエルサレムの名と、わたしの新しい名を
その者の上に書きつけよう。」と。確かに私たちには、少しの力しかありませんでした。
しかし、キリストの栄光のために生きていきたいという切なる願いの故に、この20年間忍耐して
きました。それは、御言葉の約束である「空っぽの器」に油を注がれ、力強く証をして行くための
備えでした。しかしながら、中々結果が出ない現実を前にして、「自分で動いてやれば、それなりの
結果を出せるぞ。」とか、「成果を出している教会のマネをしてやったらどうだ。」というような
誘惑もありました。しかし、私たちの本心は、どこまでも主に頼り、主が動いてくださるまで待つ事
でしたから、ひたすら主に期待して忍耐してきました。ですから、たといこの状態で患難時代に
突入したとしても、忍耐してきた20年間がありますから、キリストに解決を求め、
「主に委ねます。」と心を定めて信仰を全うしていくでしょう。この心こそ勝利を得る秘訣なの
です。いのちの書に名が記されている者なら、都に出入りすることは出来ましょう。しかし、
せっかく与えられた信仰ですから、子羊の花嫁となるように信仰を全うして、「勝利を得る者」
となりたいのです。これが、この黙示録が書かれた目的ですから。
C 私たちの教会は、一途に主に信頼していく教会として、訓練されてきました。
ですから、「主がしてくださるなら絶対になるんだ!」−これが勝利を得ていく秘訣です。
「聖なる都エルサレムの花嫁の一員として、祝福に預かりなさい。」というのが、聖書の書かれた
目的です。その可能性が私たちにもあるとなれば、当事者として黙示録を読むことが出来ます。
エルサレムに入る幸いがどんなに凄いことか、これから解き明かされていくでしょう。
今信仰の妨げをする、悪霊が追い払われています。そして、リバイバルの宣教がなされていく備え
がなされました。いよいよ力強く証がされ、10万人教会と、バイブルランドに向かって、
スタ−トを始め出す時が来ました。この働きに向かって進んでいきましょう。 |