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2012年4月8日




『信仰によって勝利を得る』


ヨハネ黙示録21章6〜7節




  

@ 「勝利を得る者」となって、聖なる都エルサレムに入れて頂くために、信仰によって勝利を

得ていくことが、クリスチャンの目標
であることを学びたいと思います。

A さて、最近私は、皆さんとの間の温度差を感じています。というのは、メッセージを語って

いる私の心の温度と、聞く皆さんの心の温度に差があり、一致していないものを感じるからです。

私たちは、「勝利を得る者」が聖なる都に入る者となると言う希望を与えられてきました。

そして、「勝利を得る者」はこんなに素晴らしい祝福があるんだよと、黙示録を通して知らされて

います。永遠から永遠に続く聖なる都エルサレム、そこには、死も無く、悲しみも、叫びも、

痛みもありません。創造主がすべての涙を拭き取って下さるのです。さらに、創造主が住まわれる

同じ都に、幕屋をいただいてそこに住む事が出来るのです。クリスチャンなら、誰もがそこに住み

たいと思うでしょう。しかし、その確信は、簡単には持てません。

ところが、これまで一つ一つが解き明かされてきて、私たちも永遠にそこに住む事が出来る

可能性がある事が分かってきました。

ですから、「一心にそこに向かって行きたい。自分の生まれた目的は、これしかないな。」と

思わされて来たと思うのですが、未だに、この確信に温度差があるのは、どうしてなのでしょうか。

B では、その原因を探ってみましょう。私たちは「空っぽの器に油が注がれる」のだから、

自分の肉を削り取って空っぽにして行こうと思って来ました。ところが、そんな簡単には空っぽには

ならない現実を味わってきました。それは、自分の中に邪念があるからです。だから、自分の

ような者は、「勝利を得る者」として聖なる都に入れないと思わされてしまいます。
自分の中に、

主を愛する気持ちと同時に、イエス様一本にさせない邪念がいつも働いているのです。
これでは、

なかなか油が満たされることができないと思います。ところが、
この邪念が取り去られてしまう

という事を体験し始めたのです。
それまでは、自分の信仰を妨げるのは、自分の性格の中に働く

罪だから、どうしようもないものと思っていました。
ところが、これらの妨げの霊から、誰でも

完全に開放されるんだ
、ということを味わい始めたのです。ですから、それが成されるなら、皆が、

解放されることを願い、空っぽの器にされたいと思うのが筋だと思います。
それなのにその願いに、

温度差があるのは何故でしよう。何が何でも「自分の中にある妨げの霊から開放されたい、空っぽに

なりたい」と皆が願うはずです。ところが、そうでもなく、妨げの霊にやられていても、その解放を

願わない人がいる。私たちの教会は、患難時代の前に成されるリバイバルに組み込まれ、御霊の

強力な力を頂だいて福音を語っていくのです。ですから、私たちはこのために、「勝利を得る者」

としての働きを最後までしていくのです。
そのためには、妨げの霊があっては、よき働きは出来

ません。そのために、自分に働く妨げの霊を鋭敏に感じ、追い出していく意志力が必要です。


もし自分を守ったり、反発の心から、積極的に追い出そうとせず温存しておくなら、患難時代に

入ったとき、逆に、獣のしるしを打ってしまう可能性は十分にあります。悪霊は今も、巧妙に

働いていますから、患難時代では更に巧妙に働いてくるでしょう。だから、「不義な者は、更に

不義を行い、汚れた者は、更に汚れたことを行う」ようになります。だから、今日は、皆さんを

発憤させたいと思うのです。

C 患難時代に入ったら、悔い改めるということが出来なくなる時代です。ですから今の内に、

妨げの霊を追い出し、自分を訴える者を退けて、訴える者が無い状態にしていくべきです。

「義を行う者は、更に義とされ、」そして、「私にはイエス様しかありません。」と、

「勝利を得る者」として、新しい天と地の聖なる都に住む者とされていきましょう。
                                        


                                        

  
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