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2011年2月13日



パウロが求めた勇気


第Tテモテ4章12〜16節




  

@ 今朝は、パウロがテモテに求めた「勇気」を学びたいと思います。

A さて、このテモテの手紙は、パウロがテモテに宛てた命令として書かれました。

この時、パウロは、エペソの教会の基礎を築くために、テモテに任せていました。

そこで、彼に対して、教会で教えるべき事や、また彼自身に対する教えとして

手紙を書き送りました。パウロの命令としてのメッセージは、2章から出てきますが、

全部で15の命令が語られています。

4章12節からの部分は、テモテ自身に語られているものです。

B では、
テモテ自身に対するパウロの教えについて見てみましょう。

16
節で、「自分自身にも、教える事にも、よく気をつけなさい。

あくまでそれを続けなさい。」と。「あくまで続ける」ということは、

「どんなことがあっても、使命を全うしなさい。途中でコケてはいけない。」ということです。

このパウロのテモテへの気持ちは、611節〜からも伝わってきます。

「私たちの主イエス・キリストの現れの時まで、あなたは命令を守り、傷のない、非難される

ところのない者でありなさい。」(614節)と。

ですから、「年が若いからといって軽く見られないように、言葉にも態度にも

(肉=魂の部分)、愛にも信仰にも純潔にも(霊の部分)、信者の模範となりなさい。」と。

確かに私たち人間には、霊と魂と体とがあります。これらは互いに影響し合っています。

もし
霊が強くなるなら、魂も正々堂々としたものとなり、体も元気に前向きになっていきます。

霊が魂に影響を与えるからです。ところが反対に、もし魂の部分(生まれながらの肉)が

強くなって、それを出していくなら、霊の活動は妨げられ、悪魔に正々堂々と立ち向かって

いけなくなります。ですから、肉(生まれながらの魂の部分)を砕かねばなりません。

そのためには、悪魔に一番握られて責められている点はどこなのか、また、どの部分で悪魔の

影響を受けているのか、見抜く必要があります。そのために、ごまかしと、だましによって、

自分自身を甘やかしていてはいけません。

それが分かったなら、その部分を砕かねばなりません。

テモテにとってのネックは、臆病という点でした(Uテモテ17節)。

彼は、クリスチャンである母と祖母によって育てられ、霊的にはよい影響の下に育てられて

きましたが、たくましく立ち向かっていく訓練に関しては弱かったのです。

ですから、臆病風に吹かれやすかったのだと思います。これは生まれながらの性質ですから、

キリストによって全能主に助けて貰わなければなりません。

霊の戦いにおいては、自分の生まれながらの肉の力では勝負できません。

単純に主により頼んでいくことが、霊の判断なのです。


こうして主の助けによって、出来ない世界に挑戦し勝利していくなら、

「神には出来ないことがありません。」ので、霊的な強さを現していくことができます。

これが、信者の模範となっていくことなのです。パウロはテモテにそれを願いました。

C 私たちも、主のために力強く働きたいと願っています。

しかし今回の信仰の実践の場に立たされたとき、出来ないと思ったら尻込みをして

弱々しい自分をさらけ出しました。まさに、テモテに戒められている臆病風を吹かしたのです。

私たちが、自分に出来ることをしたとしても、そこには慢心とおごりが出てくるだけです。

それは肉の力ですから。しかし、
出来ないと思うことを、全能主に頼ってやったのであれば、

感謝と、喜びが湧き出てきます。
しかも、それは天に持っていくことが出来ます。

主に喜ばれる人は誰ですか?単純に主に頼って、出来ないと思う事に

向かっていき、出来た!という勝利を味わう人ではありませんか。

肉は、弱くとも、霊の強さがあったら、生まれながらの能力(魂)が弱くても構わないのです。

強くあれ、雄々しくあれ、これこそ、主のメッセージです。

                                        

  
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