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2011年2月6日



自ら責任を取る心


ルカ23章32〜43節




  

@ 今朝は、イエス様と共に十字架につけられた「二人の犯罪人」のイエス様に対する

対応から、
自ら責任を取っていく「砕かれた心」について学びたいと思います。

A さて、イエス様が十字架につけられたとき、その左右に二人の犯罪人も十字架に

つけられました。
一方の犯罪人は、イエス様に悪口を言い、自分を救えと非難しました。

しかし、他方は、犯罪人である自分の罪を認めた上で、イエス様に救いを求めました。


この二人は、罪人が、罪人としての真実な心の姿が、どのようであるべきかを教えています。

B では、二人の犯罪人の差について見てみましょう。犯罪人の一人は、イエス様に向かって

言いました。「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え」と。

この犯罪人は、イエス様を責めているのです。「多くの人々を救い、病を癒やし、奇蹟を行って

こられたのだから力があるんだろう。だったら、どうして十字架から降りてこないのか。

降りてきて我々をも救え。救えないなら、まやかし者だ。」と非難してきました。

この思いは、十字架のそばに立って眺めていた「民衆や指導者たち、また兵士たち」も

同じ心でした。彼らは、「もしキリストなら、十字架から降りてきて自分を救え。」と、

あざけったのです。

ところが、もう一人の犯罪人は、彼をたしなめて言いました。「おまえは神をも恐れないのか。

我々は、自分のしたことの報いを受けているのだから当たり前だ。だがこの方は、悪いことは

何もしなかったのだ。」と。

このように、罪人が自分の罪をハッキリと認めていくのは、当たり前です。

ところが、私達は、すぐ弁解して、自分の罪の責任をとろうとしません。

というのは、私たちの心には、人の所為にする罪の性質があるからです。「こうなったのは

お母さんの所為だ」とか、イエス様がペテロに三度裏切ると言われたのだから、

ペテロが裏切ってしまったのは、「しょうがないんじゃないか」とか。

人の所為にする習慣が身についているのです。

しかし、聖書は断言しています。「他人を裁く汝は何者か」と。人の所為にして裁いている

自分も同じ事をしているのです。この事に気づいて初めて、自分がどんなに卑怯な罪人で

あるのか分かって来ます。
もはや、自分の犯した罪を人の所為にすることは出来ません。

自分の責任だとハッキリ認めて初めて平安を味わうことが出来るのです。聖書は言います。

「神は、高ぶるものを退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」と。

それでもなお、自分を義としょうとさせる声が聞こえてきませんか?

それが暗闇の声、即ち悪魔の声なのです。こうして悪魔は人間を縛っているのです。

しかし、人はそれに気づいていないのです。ですから
イエス様は、悪魔の業を打ち壊し、

解放するために十字架にかかられたのです。
だから言われています。

「神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。」と。
「私達は、自分のしたことの

報いを受けているのだから当たり前だ。」という責任を取った姿勢こそ、砕かれた悔いた心で

あり、へりくだった心です。この真実な心を主はお喜びになられ、言われました。

「あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」と。


C使徒パウロの使命は、次の通りです。「彼らの目を開いて、暗闇から光に、サタンの支配から

神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた

人々の中にあって御国を受け継がせるためである。」。

これは、私たちの教会の使命でもあります。それを遂行していくために必要なのは、

自分をかばわず、主に従っていく砕かれた心です。そうすれば、サタンに正々堂々と立ち

向かっていけるからです。私たちは、暗闇から、神の光の世界に人々を立ち返らせるために、

自らが、罪をサタンに責められない潔い世界に飛び込んでいきましょう。そして、サタンからの

解放の良き知らせを伝えていきましょう。

                                        

  
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