「もし、人が探り求めることでもあるなら、神を見い出すことができるのです。・・・
神は、私たち一人一人から遠く離れてはおられません。」(使17:27)
私たちの地球は、宇宙における様々な発見を実現するために、最適な環境と位置にあります。
例えば、皆既日食を観測するとき、それを観測する場所は地球の表面だけです。
太陽系の中には9つの惑星(現在は8つ)と、それに付随する63個の衛星がありますが、
完璧な日食が確認できるのは地球だけです。
それは、太陽がちょうど月の400倍の大きさであり、太陽までの距離が、地球と月の400倍の
距離にあるため、地球からの見かけの大きさが、ほぼ同じになるからです。
そして、月と地球が太陽に対して同じ平面上を回っているからです。
このような条件は、他の惑星にはありません。
そして、この皆既日食の観測のおかげで、数々の重要な科学的発見ができました。
第一に、太陽のスペクトルの構造が分り、そのデータによって、他の恒星のスペクトルの解釈に
役立てられました。
第二に、アインシュタインの一般相対性理論によって予測された重力による光の屈折が
確認されました。
第三に、過去の皆既日食の記録を基に、世界の歴史記録が現代の暦に置き換えることが
出来たのです。
このように、地球上で観測できるのは、宇宙が厳格精密に造られているからであり、科学者が、
ちょうど科学的発見の行える最適な場所に住めるようにデザインされているからです。
それは、人間がもし探り求める心さえあれば、神を見い出すことができるように
宇宙がデザインされているからです。その探り求める最適な場所が地球です。
なんと、「もろもろの天は神の栄光を表わし、
大空は、神の御手の業を告げ知らせている。」(詩19:1)ことでしょうか!
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