『聖地エルサレムの学び』U
主が十字架にかけられたゴルゴタの丘について二説があります。
1つは、現在「聖墳墓教会」の建てられているエルサレムの城壁内にあり、ピラトの官邸の
あったところから500m位のところです。この地と決めたのは、コンスタンチヌス帝の
母ヘレナで、AD336年に記念会堂を建てました。その後、サラセンの侵入によって破壊
されましたが、1099年に十字軍によって再建されたのが、今の教会です。現在ローマ
カトリック、 ギリシャ正教、アルメニア教会の祭壇のある複合会堂になっています。
他の説は、ヘロデ門とダマスコ門を出た城外にあり、「されこうべ」の形をした丘です。
ローマ時代には、処刑場であったところです。ここは、現在プロテスタント教会の管理下に
あり、自然のままに残っているところです。 |
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