『オーパーツⅢ』
―岩盤に記された恐竜と人類の足跡―
|
アメリカ・テキサス州グレンローズを流れる、パラクシー川の石灰岩層からは、恐竜の
足跡化石がたくさん見つかることで有名です。しかも、人間の足跡も、同じ河床からぞくぞく
発見されています。1996年8月には、日本のテレビ局が番組を作るため、日本の古生物学専門の
福田芳生博士（進化論科学者）と共に、発掘実験を行いました。すると、石炭岩から恐竜の
足跡を始め、そのそばに残された人間の足跡が出てきたのです。この特別実験では、たった
数メートル四方のところから、はっきりした恐竜の足跡が出てきたのです。現在では、すでに
人間の足跡は１００個を超えており、この付近の発掘を続ければ、千や２千個は見つかるだろう
と言われています。地元のテレビニュースでは「進化論は間違いか？ ティラノサウルス型の
恐竜の足跡が、人間の足跡と並んで発見！」と報道されたそうです。
科学とは、真理を探し求めることで、科学によって証明されると常識とされます。
ところが科学の進歩は、今までの常識をひっくり返すことが多いのです。例えば、ゴリラの存在
は、たった１５０年前までは、動物学者でさえ知らなかったのです。アフリカの先住民は、
大昔から「森に恐ろしい毛むくじゃらの巨人がいる。」と言っていました。しかし、学者は
「ジャングルの恐怖が生み出した迷信だ。」と笑っていました。ところが１９世紀の半ばに
入って、ようやく実物の死体が発見され、学者の手によって認められました。
すなわち、私たちはゴリラの存在さえ、１５０年前までは認めていなかったのです。もちろん、
恐竜の存在も、今日は当り前になっていますが、１９世紀のイギリスの学者が大型ハ虫類の
化石を発見するまで知らなかったのです。今日、恐竜と人間の足跡が発見されても、人間と恐竜
が同じ時代に生きていたとは認めません。これは進化論という先入観が、そうさせているの
でしょう。もし、ノアの箱舟の発見が明確にされたら、人間の歴史は、完全に塗り替えられる
でしょう。 |
|
|
