ネヘミヤ記は、エズラ記の7章以降に続くエルサレム再建の記録です。
神殿の再建は、ダリヨス王の第六年に完成しますが、その神殿を囲むエルサレムの城壁は全く
無防備の状態のままで、いつ敵に襲われてもおかしくない状況にありました。
そこで、ネヘミヤはエルサレムの城壁を建て直し、律法の書を朗読して、彼らの信仰の立て
直しをはかったのです。このエルサレムの町は、ユダヤの町々の中でも、神が住まわれる神殿の
置かれた特別な町で、それが破壊されたままということは、ユダヤ人たちの信仰も荒れすさみ、
神の命令に聞き従わず、勝手なふるまいをしていたということです。ですから、エルサレムの
再建は、罪の悔い改めと、信仰復興がもたらされ、神を大いに喜ばせるものであったのです。
そして、エルサレムの喜びの声は、はるか遠くまで聞こえました。これから、私たちもバイブル
ランドとノアの箱舟ミュージアムを造り上げて行こうとしています。それは、荒れすさんだ日本
の魂の救いと、クリスチャンの信仰復興を目差す大仕事です。その完成の暁には、神は大いに
喜んで下さり、日本中の喜びの声は世界に届くことでしょう。さあ、霊を奮い立たせて、
立ち上がろうではありませんか。 |
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