ほしゅう
『クロス王によるバビロン捕囚の解放と
驚くべき預言』 |
ユダヤ人のバビロン捕囚は、エレミヤの預言の中に70年と定められていました。
(エレミヤ25: 11〜12、29:10) その預言の通り、きっちり70年間の終りに
バビロニア帝国は滅び、次のペルシャ帝国がバビロニアを支配します。
しかしながら、たとえ預言の通りバビロニア帝国が滅びたとしても、次の巨大な帝国が、
ユダヤから連れてきた奴隷を解放するとは限りません。しかし、聖書の預言は、「70年が
終った後、クロス王によって、ユダヤ人を解放し、エルサレムの神殿を再建させる。」とあり
ました。これは、ペルシャ帝国が興る160年も前の預言です。しかも、クロス王の名前が、
彼が生まれる前から名指しされて預言されていたのです。現実の歴史は、その預言を成就させ
てしまいました。バビロニア帝国を滅ぼしたクロス王は、ネブカデネザルがエルサレムから
持ち去った神殿の財宝をユダヤ人に返し、彼らを帰還させ、神殿を建てることを許したのです。
なぜでしょうか?
聖書は言います。「わたしが主であり、あなたの名(クロス)を呼ぶ者が、イスラエルの神
であることをあなたが知るためだ。」(イザヤ45:3)とあります。クロス王は、創造主に
よって動かされ、その預言の通り動かされた人です。人間の歴史の全てを支配する全能主は、
不可能と思われる事も可能にする全能の主です。その方が昔も今も働いておられます。
聖書は、歴史の事実をそのまま忠実に記したものであり、又創造主が行なわれた全能のわざの
記録なのです。 |
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