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2007年5月13日





 世界伝道の第一歩


マルコ16章14〜20節





@ 今朝は、世界伝道の第一歩を踏み出したいと思います。

主が「全世界に出て行き、すべての造られた人に、福音を宣べ伝えなさい。」と言われた、

この御言から、私たちの教会に対する主のお考えが、何であるかを学びたいと思います。

A さて、今回、「すべての造られた者」の「者」を「人」に置き換えて、「造られた人」と

読んでみました。すると、「創造主によって造られた人に福音を宣べ伝えるのは当たり前だ。」

と、改めて単純・明快・ストレートに入ってきました。そして、三つの証しのポイントが与え

られました。次の通りです。

  1)被造物によって創造主を証ししよう。

  2)御霊の働きによってキリストを証ししよう。

  3)福音によって救いを証ししよう。

B では、これら三つの証しについて考えてみます。

 1)被造物によって創造主を証しするとは、自分の体(いのち)を接点にして、創造主を証し

していくことには、説得力があります。私たちは、精巧な体の仕組みを学びました。その時

私たちは、自分のいのちの素晴らしさを見て感動しました。そして、これらを設計し、いのちの

息を吹き込まれた創り主がおられることを確信したのです。このことから、創造主の存在が

当たり前になり、確信と余裕を持って伝えていくことができるようになりました。何故なら、

全世界の全ての人々が創り主によって造られた存在だからです。そこで、何をどのように語ったら

よいのかを心に入れるために、「単純、明快、ストレート」なフレーズを記したパネルを会堂に

張りつけて行こうと思います。聖書に記されている創造主によって造られたと、一目で分かる」

ように創造の足跡を記し、その下には御言を入れて、聖書との関係を明らかにしたいと思います。

これが分かると、自分の思い通りに生きたいと歩んできたその生き方は間違っていることが分り

ます。

 ですから次に、2)御霊の働きによって、キリストを証しして行きたいのです。

それは、イエス・キリストが救い主であることを証しして行くことですから、御霊の働きを抜き

にしては出来ません。イエス様ご自身、御霊の働きによって様々な奇跡を行い、聖書に記されて

いるキリストであることを証しして行かれたからです。

 そして最後に、3)キリストが私たちが受けるべき罪の代価を払って下さったことを証しして

いきたいのです。キリストの十字架こそが、創造主の愛の代償です。キリストの愛が、私たちに

迫ってきます。そして、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」

という創造主の御言が、心にドンと入って来るのです。これらの三つの真理が分かってくると、

自分の命の価値観が分かってきます。すると、この創造主のために役に立ちたいと思うのです。

自分のために宝を積むのではなく、天に宝を積む働きをしていきたいと、自発的な心として出て

くるでしょう。
 

C「主は彼らとともに働き、御言葉に伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。」

とありますから、聖書は間違いないことを証して行きたいと願っている私たちに主の後押しが

あれば、その通りになります。今日は、世界宣教のスタートの日とします。「小さな一歩は、

世界を動かす!」この命を下さった方に献身し、任務を果たし終えるまで、走るべき行程を走り

尽くしていきましょう。





    


                                        

  
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