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2007年3月4日





  『真理を心で現していく』


第Uコリント8章1節〜24節


@  今朝は、手紙に記されたパウロの心を学びたいと思います。

A さて、私たちが聖書を読むとき、ただの書物として流し読みしたり、単なる文字として味気

なく読んだりする傾向があります。しかし、記されている文章から心を汲み取っていくのでなけれ

ば、私たちに訴えかけられている事について理解することは出来ません。ですから私たちは、

パウロの心を汲み取ろうとしながら聖書を読むのです。ここでパウロは何故これほどまでに、

心を遣って献金を準備しておくようにと語っているのか。また、何故パウロは、エルサレムの

聖徒たちに、これほどまでに献げものをしたかったのか・・・その、パウロの心を汲み取る

必要があります。

B では、パウロは、コリントのクリスチャンたちが、どんな心を持って献金をエルサレムの

聖徒に届けたかったのか見てみましょう。彼は、先ず他教会のことについて語っています。

マケドニヤの諸教会に起こっていることについてです。彼らは、極度の貧しさにもかかわらず、

惜しみなく施し、自ら進んで力以上に献げ、聖徒たちを支える交わりの恵みにあずかりたいと

熱心に願ったのだと、語り出しています。それは、彼らがこのような願いを持つようになった

のは、コリントのクリスチャンたちに刺激されたからです。と言うのは、コリントの人々の方が

他に先んじてそれを願い、その熱意を持って昨年から準備を進められていたからです。

それによってマケドニヤの人々も、聖徒たちを支える恵みにあずかりたいと熱心に思い、この

開かれた献身の心が、彼らの極度の貧しさにもかかわらず、自ら進んで惜しみなく、力以上に

献げる富となったのです。こうして、マケドニヤの人々の方が、コリントの人々よりも心が

勝っていました。しかし、コリントでは、先に始めたにもかかわらず未だ用意がされていません

でした。ですから、前もって用意しておくようにと語っています。しかも、惜しみながらでは

なく、強いられてするのでもなく、心を込めてするようにと、勧めているのです。

 第二に、パウロはなぜ、この献げものをしたかったのでしょうか。それは、異邦人が主への感謝

をもったことの現われを、証ししたかったのです。また、困窮しているエルサレムの教会に愛を

示すためでした。というのは、異邦人である彼らは、エルサレムの教会が伝道者を派遣してくれた

ことによって福音を聞き、信じることが出来たからです。この霊的援助を受けたのですから、

彼らの困窮の時には、物質的な援助でもって、その誠意を表すことは、エルサレムの教会の励み

となるだけでなく、ユダヤ人に対する大きな恵みとなります。というのは、異邦人である彼らの

献金によって、律法ではなく、神の恵みなのだと知り、大きな祝福となるからです。こうして、

救い主は全ての人々の贖いの代価であり、ユダヤ人だけでなく、全世界の人々のための福音で

あったことが、明らかにされるためです。

C パウロはこのように、いつも心を遣い、その心を文書に表してきました。ですから、

私たちの教会も、このパウロにならって、心を開き、心を尽くして、主に仕えていきたいのです。

新約は律法ではありません。真理を信仰によって心で表わしていくことが今日のクリスチャン

の生き方です。このパウロの生き方を汲み取っていきましょう。


    



                                        

  
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