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2007年2月25日





  『召しと選びを確かなものに』


第Uペテロ1章1節〜11節


@  今朝は、私たちが、「召されたことと、選ばれたこととを確かなものとしていく」ことについて、

学びたいと思います。


A さて、全ての人間は、怒りの器であり、創造主から離れ、断絶している存在です。ところが、

そんな私たちが、天の御国に召され、選ばれました。ですから、「その召しと選びを確かなものに

しなさい」、と言われているのです。確かなものにするとは、「全うする。」ということです。

しかし、私たちがこの地上に住んでいる限り、いろいろな問題や予期もしないことが起こってき

ます。自然界さえもが、人間に逆襲してきます。それに対して、私たち人間は無力です。花粉症など

のアレルギーに悩まされ、知らないうちに病に冒されたり、温暖化など、先行き不安な中に置かれて

いるのです。


B では、そのような中で、私たちが、召しと選びとを全うするためには、どのようにして生きて

いけばいいのでしょうか。ペテロは勧めています。「世にある欲のもたらす滅びを免れ、創造主の

ご性質にあずかる者となるように」と。それは、地上で生きることに一生懸命になるのではなく、

御国に生きる者として、創造主の御性質に預かることを願って努力していくことです。と言う

のは、私たちの人生の保証はお金にあるのではなく、命の創り主の約束と契約の保証の中に生きる

ことだからです。私たちが、安定した生活のためにお金を手に入れる事に心を使って生きていく

なら、主の召しと選びが無駄になります。しかし、天の御国に価値を置くなら、創造主のご性質に

あずかる者となるために、創造主のものの見方、考え方を身につけ、そのご計画の中に歩んでいく

ことに生き甲斐を感じるはずだからです。そして主は、続けて言われます。「あらゆる努力をして、

信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には敬虔を、敬虔には兄弟愛

を、兄弟愛には愛を加えなさい。」と。私たちは、主が先立ってことを行なって下さるので、それに

応じた努力をしていきます。しかも、人間的な損得計算を働かせず、純粋にやります(徳)。

その時、御言にある主の考え方を吸収し(知識)、越えてはいけない一線があることを自覚し

(自制)、主に委ね(忍耐)、主の考え方を自分のものとするために(敬虔)、努力していくの

です。その上に兄弟愛を加え、さらに愛を加えていくのです。兄弟愛はフィリオスの愛(愛される

から愛する)ですが、次の愛はアガペーの愛(見返りを求めない一方的な愛)です。

このアガペーの愛こそ、創造主の愛です。これを自分自身の中で学び吸収していく努力をしていく

ならば、あらゆる点で実を結ぶ者となり、役立つ者となるのです。即ち、私たち一人一人は、主の

ご計画の中に選ばれましたから、それを確かなものにしていくために、努力していくのです。


C 私たちは、新しい命を頂きました。これは、完全な他力です。しかし、召されたことを確かに

していくことには、努力が必要です。にもかかわらず、昔の肉のままの考えの中にいる
なら、

召され、選ばれたことを確かなものにすることができません。ですから、召しにふさわしい者

として、新しい生き方を大胆にしていきましょう。  

    



                                        

  
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