血管は、管が6層になっており、直径3センチの大動脈から始まって、中動脈(1.5センチ)、
小動脈(5ミリ)、細動脈(3ミリ)そして、毛細血管(0.01ミリ)へとつながり、
地球二回り半もする長さの血管を体中に張り巡らしているのです。しかも、血管を流れる血液は、
一回で約80ccが心臓から送り出され、2〜3分で体中を巡って帰ってきます。その送り出される
一日の量は、なんと8トン、およそダンプトラック一杯分です。血管を流れる赤血球は、
0.008ミリ程あり、毛細血管などを、ギリギリ通れる位いです。ですから酸素や二酸化炭素を
運搬するとき、気体のままでは運搬ができないので、酸素を酸化ヘモグロビン・二酸化炭素を
重曹という固体に変えて運搬していくのです。この体の中で、60兆と言われる細胞に酸素や
栄養素を送り届ける血管網の仕組みは、実に考え抜かれた知恵と驚くべき製作者の賜物です。
聖書に「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」とありますが、実に人間の命の仕組みを
作られた創造主ならではの言葉であり、重みのある表現です。私たちは、この創造主に
「わたしはあなたを愛している。」と言われる尊い命をいただいていることに、感動しようでは
ありませんか。
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