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          2005年11月20日


 『与える方が幸い』 

使徒20章32節〜38節



@ 今朝は、『受けるよりも、与えるほうが幸いである。』と言われた生き方は、創造主に信頼して

生きる生き方である
ことを学びたいと思います。


A さて、パウロは、エペソの教会を愛していました。彼が長く留まって伝道した教会であったから

です。それで、第三回伝道旅行の帰り道に、わざわざ教会の長老たちを呼んで、勧めのメッセージを

語っています。それは、この時にパウロは殉教を覚悟していたので、二度と会うことは無いと

分かっていましたし、これから後、エペソの教会には凶暴な狼が入り込んで来て教会を荒らし回る

ことを知っていたからです。そこで、この勧めの結びとして、主イエスご自身が言われた
『受ける

よりも、与えるほうが幸いである。』という生き方
をするようにと、語ったのです。


B では、この御言の意味について考え、そこから、パウロが伝えたかった信仰の心について考えて

みましょう。

 先ず、私たちの一般的な感情としては、誰でも「与えるよりは、受けるほうが幸いだ。」と、

考えるのが普通です。美味しいものは、人にあげたくないが、貰うことは好きです。また、ご利益

のある神々は祭るけれど、何の役にも立たない神々は、祭りません。このように、いつも自分に

とって益となるものには心を向けますが、益とならないものには、心を向けないのです。これが

人間です。それなのに、「受けるよりも、与えるほうが幸いだ。」とは、どうして言えるのでしょ

うか。それは、私たちより上に居られ、私たちに命を与えて、私たちを生かしておられる絶対的な

お方がおられるから言えることではないでしょうか。例えば、私たちは、生きていくためのお米を

作りますが、作るためには土、水、光、空気が必要です。そのためのシステムは、人間が作ったもの

ではなく、初めから、ちゃんと整えられていたものです。それは、自然環境だけではありません。

私たち人間の体のメカニズムを見ても同じです。胎児の心臓は、大人の心臓とは同じではありま

せん。動いていますが、肺呼吸ではありません。母体にいる間は、血液が肺の方に大量に流れ込ま

ないように、ちゃんと仕組まれているのです。又、私たちが熱いものを飲んだとき、口の中はやけど

しても、胃の中はやけどしません。 本当に、よく考えられて造られているな、と驚嘆します。

創造主は、私たちをこのようにキチッとあらゆる配慮をして仕組んでくださった方だからこそ、

私たちのあらゆる必要やあらゆる困難に対しても、適切な助けを与えて下さいます。このことを

確信し、この全知全能の創造主に信頼する生き方をするようにと、パウロはエペソのクリスチャン

たちに勧めているのです。もし、安心して任せる心があるなら、「受けるより、与えるほうが幸い

だ。」となるからです。
私たちも、この創造主との和解をしているなら、この生き方をして行ける

のです。そして、この和解のために、イエス・キリストは来てくださったのです。


C 私たちがこの御言を実践し、その幸いを味わっていく生き方をしていくなら、信仰に自信が

出てきます。そして、この創造主のために生きていくなら、創造主から造られた私たちの命の価値は

溢れて来るのです。この価値ある生き方をしていきましょう。


                                    



     
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