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2005年1月23日

                                                                                 
「強い心で祈り求める」

ルカ16章1〜13節

                        


@ 今朝は、「抜けめのない管理人」のたとえから、強い心で神の国に向かっていくことについて

学びたいと思います。

A さて、このたとえ話は、気をつけて読まないと、肉を増長させてしまうところがあります。

不正の富によって自分の身を守っていいのだ、と考えてしまいがちだからです。しかし、そうでは

ありません。この世の富を、永遠の住まいのために、即ち、神の国のために使っていけばいいのだ

という、どこまでも神の国に焦点を置いた前向きなメッセージだからです。

B では、この抜けめない管理人から学ぶことは何でしょうか。それは、何とかして自分の行く道を

切り開こうとした“強い心”です。
彼は、自分が仕事を取り上げられたときのことを考え、何とか

して自分を受け入れてくれるところを、準備しておこうと考えました。彼にとって死活問題だった

からです。彼のこの強い心が私たちに必要なのです。それは、肉の思いを強く出すというのでは

ありません。肉と霊を見きわめ、霊的なものを遠慮せずに、はっきりと出していく強い心です。

もし、うまくこの世と迎合し、また神にも仕えて行こうとするような二心では、この強い心を持つこ

とはできません。自分の損得勘定が働いたときには、神のお考えに立つことはできないからです。

また、自分に有利に運ぼうとして画策しようとするなら、やはり神の考えに立つことはできませ

ん。私たちが、ただ純粋に、神の考えに立つ時、筋の通った強い心を持つことができるのです。

私たちの教会は、神に対し、この正攻法で歩んできた教会です。それは、いわゆるキレイ事の歩み方

です。時には損をしたり、風当たりが強く困難があったりします。しかし神は、私たちが真実に向かっ

ていくなら、真実に答えてくださる方です。私たちは貧しいようでも、貧しくはありません。

神が、必要な時には、必要に応じて与えてくださったからです。
神はしばしば人を通して与えて

くださいますが、その時はよく注意しなければなりません。というのは、たとい喉から手が出る

ほどの必要があった時でも、人間的な恩義の故に、信仰をはっきり言えなくなるような類のもの

なら、受け取るべきではありません。しかし、全くのヒモ無しに与えられる時があります。

それは神から来たものですから、感謝して受ければいいのです。今回の敬二家に与えられた車も、

それを証ししています。この証を通しても、私たちは、御言通り正攻法でやって通用することを

確信させられるのです。「必要なものは神が与えて下さる。」と安心して、まず神の国と神の義に

エネルギーを使っていけばいいのです。

C 私たちが一番求めているのは霊的祝福です。その祝福の下で、神の恵みと、神の全能の力を

証ししていきたいと願っています。私たちは小さな者ですが、はっきりと神に焦点を合わせ、神に

仕えていることを表わしていきましょう。その霊的な強い心で、神に祈り求めていきましょう。


 


                      

                               

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