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2014年 NO.498



本物の悔い改めの心」


  親が子供を叱るとき、どんな思いで叱るのでしょうか?小さな子供が自分勝手に夜遅く

まで遊んでいて叱らない親がいるでしょうか?子供が危ない目に会って、取り返しのきか

ない事故にでも遭遇したら、居た堪れない結果になります。ですから、前もって厳しく

子供を叱ります。そして親の注意が子供の心の中にしっかり留まったかどうか、

その顔付きと心から誤っているかどうかを注意します。ただ、親に怒られるのが嫌いで、

口先だけで謝っている子供は、必ず繰り返すことが分かりますので、本物の悔い改めか

どうか、確認するはずです。その時、もし子供が本気で悔い改めようとするなら、

自分の考えを横に置いて、親がなぜそこまで怒るのか、親の立場に立って考えます。

すると親の叱っている真意が分かって、「本心で、自分が間違っていた」ことが分かり、

心から謝ろうとします。そうすれば、叱った親も子供が分かってくれたことに安堵し、

子供も本気で謝ったことの平安と、親のいう通りにしようという思いが心を支配します。

これが本物の悔い改めの心ではないでしょうか?

 私たちクリスチャンも、このように、相手が叱る真意を理解するため、まず自分の思い

を横に置いて、相手の立場に立って聞き、叱られている本当の真意を理解した時、本物の

謝罪の言葉が出てきます。
これが、自分の罪をありのまま認めて謝るということです。

そこには、自分の思いを横に置いていますので、弁解も申し開きもしません。

この本物の悔い改めは、絶対主が喜んで下さり、その人に赦しと平安を与えるもの

となるのです。
     
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