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2004年 NO.54

             
『肉を脱ぎ捨てて従う』   
  

     「金持ちが神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通る方がもっとやさしい。」

                             (マルコ10:25)
 

 永遠の命を求めた青年に、イエス様は「あなたには、欠けたことが1つあります。帰って持ち物をみな

売り払い、貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。その上で、

わたしについて来なさい。」と言われました。すると彼は、顔を曇らせ、悲しみながら立ち去りました。

なぜなら、この人は多くの財産を持っていたからです。そこで主は弟子たちに、「裕福な者が神の国に

入ることは、何んとむずかしいことでしょう。」と言われたのです。すると弟子たちは、「では、だれが

救われることができるでしょうか」と尋ねたところ、主は、「人にはできないことですが、神には、

どんなことでもできます。」と言われました。
     かたくな
それは、主が頑な人の心を砕くことは、たやすいことです。しかしながら、主の御声に従うためには、

私たちの意志も必要です。なぜなら、その人に求める心がなければ、一時のショックで終ってしまいま

す。ですから、神に従っていこうとするとき、私たちの中に求められるものは、信仰を妨げる肉は敵で

あるということをはっきり認めて、肉を脱ぎ捨てていくことです。その意志は信仰の成長に必要です。

そのために、私たちの心が主に献身することです。主は、どこまでも私たちを愛し、幸いを与えようと

して下さっているお方ですから。


 



                                    



     
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