今回は、全能なる神が存在することの証拠として、私たち人間の体に目を向けてみましょう。 私た
ちの体は、約60〜100兆個の細胞で造られています。その中でも、特に眼(受光器)は、精巧極
まりない構造と機能とで出来ています。
例えば、ものが見えるためには、光が
眼の中に入り、その光が角膜、レンズ、
そしてガラス体を経て網膜に映像を映し
出す。光は網膜より先へは進めない。
網膜には約15億の受光細胞が並んでい
て、網膜に映し出された映像をとらえ
る。その受光細胞には二種類あり、明る
すいたい
い光に反応する細胞(錐体)と、暗い光
かんたい
に反応する細胞(杆体)とがある。
受光細胞は、映像から光を感じると、その光を化学的エネルギー
に変化させ、神経細胞、視神経を伝って、脳へ信号を送る。脳が
これを理解して初めて「見える」ということになるのです。これは
全て、トータル的に仕組まれ、眼だけでなく、体の他の部分と連結
し、それが同時に完成していなければ、眼の「見える」という機能
は作用しない。その一つでも、機能が不完全なら眼の作用は失うの
です。
このように眼は、見えるように設計され、驚くべく複雑に仕組まれているのです。これをトータル
的に仕組んだ能力のある方がいるはずです。すなわち、味が理解できて始めて、すばらしい料理が
作れるように、知識を有する偉大な創造者がいて、初めてこの精巧な眼(受光器)が設計されたといえ
るのではないでしょうか。この眼より、はるかに簡易な構造を持つ
カメラでさえ勝手には出来上がりません。まして偶然の仕業では、
人間の眼一つとして出来上がるものではありません。神なくしては
考えれないのです。
まさに人間こそ、英知なる創造者の最高の作品であり、神の存在は
私たちに明らかにされているのです。この事実をあなたはどう受け取
られるでしょうか。それでもなお、創造者なる神の存在を否定なさるのでしょうか。
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