まず第一に、全能なる神の存在することの証拠として、原因・結果の法則があります。
どのような結果も、原因なしには起こりません。 私たち人間の存在も、宇宙の存在も、結果で
す。結果である以上、原因があり、そのすべての原因には、必ず最後に到達する究極的原因が
あるはずです。それが「神」なのです。
ですから多くの人が、「誰が神を造っ
たのですか。」と質問されますが、それ
はとんでもない筋違いの質問です。なぜ
なら、神は誰からも造られたことのない
究極的な原因であり、それを我々は「神」
と呼んでいるからです。もし神が創造さ
れたとすれば、それは神でなく、造った
方が神となるのです。従って神の存在は、
世界が存在した時以来、被造物(結果)に
よって知られ、人間は神(原因)がいない
などと弁解できないのです。
今この新聞を読んでいただいています
が、この新聞(結果)を見て、偶然にでき
あがったとは誰も考えません。誰だって人
が作った(原因)と考えます。それが事実
なのです。それと同じように、人体は疑いをはさむ余地のないほど驚くべき複雑な有機体です。
学べば学ぶほど、ますます驚嘆するばかりです。アメーバーのような単細胞生物一つにしても、
この新聞の存在よりもはるかに複雑です。
その仕組みには理性的な頭脳を持った方の設計があり、制作され
た意図があり、偶然に出来上がったのではない事が分ります。
そして、その方が御心を持って私を、あなたを造られたのです。
この事実をあなたはどう受け止められるでしょうか。
あなたは創造者なる神の存在を否定なさるのでしょうか。
(つづく)
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