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2020年 NO.737


口寄せ(霊媒)と殉教者の声の違い


 口寄せとは、「巫女(みこ)とか、いたこ、いちこ、と言われる人々が、神がかりに

なって霊魂を呼び寄せ、その意志を伝えること」です。ですから、口寄せとは「霊媒者

卑弥呼(ひみこ))を通して神の霊とか、死んだ人の霊魂とか、生きている人の怨霊(おんりょう)が、

他人にも憑依(ひょうい)すること」と考えられています。これは、旧約聖書によって厳しく禁じ

られた行為です。「あなたがたは、霊媒や口寄せに心を移してはならない。彼らを求めて

彼らに汚されてはならない。わたしは、あなた方の絶対主、ヤハウェである。」

(レビ記19:31)とあります。どうして、絶対主は口寄せを嫌われるのでしょうか。

それは、生きている者が、死人に伺いを立てる行為は絶対主の御心に適わず、生きて

いる者は、生きている御方に伺いを立てなければいけません。
それを、サウル王は霊媒

をする女を通して死んだサムエルを呼び出しました。サムエルは「何故私を呼び出した

のか」と言って、サウル王を叱り「ヤハウェは、あなたから去り、あなたの敵になられた

のに」と言いました。それは、サウル王が絶対主の声に聞き従わなかった為、絶対主は

サウル王から去られていたからです。この為、サウル王は生きている絶対主に聞くこと

が出来ず、死んだサムエルに聞こうとしたのです。しかし、呼び出されたサムエルは、

その行為を叱ってサウルの申し出を拒否しました。その為、この口寄せは、サウル王に

とって災いとなったのです。しかしながら、この時サウルは死んだサムエルから、

どうして声を聞くことが出来たのでしょうか?それは、現実に人は皆、肉体を失った

としても、霊は存在しているからです。しかし、その霊はすべて最後の審判の時まで

眠りに付き、その審判の時に甦り、永遠の命に至る者と、永遠の苦しみの中に投げ

込まれる者に分けられます。ですから、本来は、サムエルは目覚めることはなかった

はずです。しかし、絶対主はサウルの行為を叱るために、サムエルをあえて出させたの

です。こうして、一般的な口寄せは、多くの場合、霊媒者が死んだ人の霊魂がいかにも

話しかけたように見せかけて話しますが、本来は死んだ人が生きている人に話しかける

ことは許されていません。ですから、それをするのは、悪魔から力を貰った者たちの

悪魔の仕業です。悪魔は人の呼びかけに、如何にも本人のようにして答えて、人を惑わ

します。ですから、クリスチャンは、この口寄せはタブーとして禁じられているのです。


ところが、聖書を見るとき、預言者たちは絶対主の言葉を聞いています。またパウロは、

イエス様の言葉を聞きました。そして、墓のそばにいたマリヤは、直接御使いの語り

掛けを聞いています。これらは、口寄せといえば、そうかもしれません。しかし、絶対主

も、イエス様も、御使いも、みな生きておられる方々です。それは、生きている者が、

生きている人間に語り掛けているものですから、問題はありません。しかも、私たちク

リスチャンは、内住の御霊の語り掛けをいつも受けています。それらは、決して悪魔的

なことばではありません。悪魔の口寄せは、神がかりであり、高慢であり、遜りもあり

ません。
しかし、絶対主や、イエス様や、御霊の語り掛けには、神がかりの点は一つ

もありません。むしろ、光の中に包まれるような平安と安心の中に置かれます。
それ

は、殉教者の叫びもそうです。そこには、キリストにあっての悔いし砕かれた心の叫び

です。ですから、私たちは終わりの時代の中に在って「全ての霊を信じてはいけませ

ん。」、「次のことを通して絶対主の霊を知るのです。すなわち、イエス・キリストが

肉体をとって来られた絶対主の御子であることを告白する霊は、すべて絶対主から出て

いる者で、そうでないものは、反キリストの霊です。」(Tヨハネ4:1〜2)です

から、殉教者の叫びは、キリストを告白する霊の叫びですから、全く、悪魔の仕業で

はありません。これが、口寄せと殉教者の違いです。

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