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2018年 NO.625


人は、誰に対して生きるのか

   人は、自分の意志に関係なく生まれ出て来ます。そして、生まれ出た時にオギャーと叫ぶ
                 ものごころ
声も、自分では全く意識していません。物心付いた時には親許にあって生かされ、自我の出

始めた13
才頃に、ようやく自分の意志に基づいて主張を始めます。しかしながら、それまでは

自分が生きているという自覚さえも全くありませんでした。

 ところが成人して社会に出た時、改めて自分の仕事の意味を現実的に考え出します。そし

て、「自分はいったい何をしたいのか」と。それまでは、ただ学校に通い、将来のための準備

だけに心を使っていました。しかし、イザ社会に出ると、自分の生き甲斐を感じる仕事に

就きたいと思うのですが、良く考えると、今まで一度も自分の命の意味について考えたこと

がありませんでした。ですから、理性的に考えても、「自分がどんな仕事に就くべきか」、

「自分の生きる目的は何か」、「何故自分は生きているのか」という答えが出て来ません。

もし仕事を選ぶなら、自分の命の存在の意味が選択の土台になるはずです。

しかし、これまで、「自分の命がどうして存在したのか」考えもしなかったのです。

それは、自分の命の誕生に関して、「一つも自分の考えや意思が関与しておらず、全く見覚え

のない中で生まれていた」
からです。とすると、「このことが分からずして、どうして生き

甲斐のある仕事を選べるのか」と、人生最大の疑問にぶつかるのです。すると、聖書に

「わたしの目には、あなたは高価で尊い」(詩437と記されていました。こんな表現に

よって人の命の存在について語られていたのは驚きです。なぜなら、そこに「わたしの目に

は」とか「わたしの栄光のために」と語られており、人の命を存在させた方の意思をそこに

見た
からです。私たちは、自分の命の誕生を、この目で見ていません。しかし、「この命」

を誕生させた方がいることが分かるのです。なぜなら、「主よ、あなたの御業はなんと多い

ことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます」(詩10424)と

あるように、人間の命の仕組みは驚くべき知恵に満ちています。それらを考えると、私たちは

決して自分勝手に生まれ出た命とは思えません。
むしろ一人一人の命を価値ある者として存在

させた偉大な創造主がいるということが分かります。
すると、私たちは「自分の命を与えて

下さった方の前に生きているのが分かります。」それなら、私たちは「私たちに命を与えて

生かして下さった創造主」の目的に添う生き方があるはずです。

ですから、人は、自分に対して生きるのではなく、命を与えて下さった絶対主に対して生きて

行くべき
です。


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