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2017年 NO.585


『黙示録の現実』


 
黙示録を理解する時、時系列的に内容を把握することは、クリスチャンの信仰のあり方と

地上の歩みの理解に益となります。クリスチャンにとって患難時代が何の為にあるのか? 

この命題は、聖なる都に入る者となるかどうかという問題です。それは、「勝利を得る者」

には、聖なる都に入る特権が与えられるからです。ですから、黙示録の内容は、未信者への

警告の書と言うよりも、クリスチャンの救いの命の書としての重要な啓示です。まず、重要な

ことは、クリスチャンはこの患難時代を通るということです。なぜなら、福音書に記された

「世の終りの前兆」に関するイエス様のメッセージの中で、「荒らす憎むべき者」の出現の後に

主の再臨があり、その一連の出来事に続いて「四方から選びの民を呼び集める」という

クリスチャンの携挙が記されています。この時系列は、黙示録の内容と一致します。黙13章で

「荒らす憎むべき者、666」の出現があり、默14章で携挙の予告が記され、同時に終りの

裁きが記されています。この出来事は具体的に默19章で実現します。默15章以後は、聖徒の

忍耐については出て来ません。ですから、確実なことは、クリスチャンは、666と遭遇する

ということです。そして、默13章7節では「獣は、聖徒に戦いを挑んで、これに勝つことを

許された。」とあります。すなわち、患難時代では、クリスチャンは獣によって命を閉じる

殉教者となるのです。そして、20章4節では、「獣と、その像を拝まず、その刻印を額や手に

受けることをしなかった人々が、生き返って王となる」とあり、結論として21章7節で、

「勝利を得る者は、これらのものを相続する。わたしは彼の絶対主となり、彼はわたしの子と

なる。」とあり、クリスチャンが「勝利する者となる」ことを願って書かれたのが、黙示録の

意味です。
ですから、初代教会のクリスチャンも迫害から始まり、以後世界中のクリスチャンが

命を懸けて信仰の歩みを全うして行きました。日本でもキリシタンの殉教の証しが残されて

います。すなわち、「勝利を得る者」の救いの望みは、天の御国の相続です。すなわち、

クリスチャンには、この地上に望みはありません。ですから、この地上の歩みは、信仰によって

命を閉じて良いのです。それをサタンに突き付けることこそ、絶対主の意図であり、患難時代の

目的です。患難時代は、サタンの滅びの宣告だけではなく、命を懸けて信仰の勝利を願われた

絶対主の救済計画の集大成(エペソ1:10)なのです。
そのために、7つの教会へ

「勝利を得る者となる」ことを願って手紙が送られました。命を懸けないクリスチャンの

信仰は、「熱くもなく、冷たくもない信仰」です。そのような信仰は、自己満足だけのもので、

「わたしの口から吐き出そう」と言われてしまうのです。今こそ、勝利を得る者にふさわしい

信仰のあり方を、この地上の歩みとして始め出しましょう。




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