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2016年7月10日

   『主に頼って行く、努力大好き人間になる』
 

第1コリント人への手紙3:10~15



(起)「キリストにあって新しくされた人のために、自分の全エネルギーを使い、どこまでも

主に頼って行く
『努力大好き人間』になる」ということについて、学んでいきたいと思います。

(承) さて、ここでは、「キリストにある私たちの地上での働き」が、「金、銀、宝石、木、

草、わらで建てた建物」に譬えて語られています。そこで、私たちの地上の働きの真価が、

「自分の建てた建物が火で燃やされた時、それが残るか、残らないかによって主からの報いが

違う」ということについて考えて行きます。まず、火で燃やした時、建物がそのまま残れば、

その人は豊かな報いを受けますが、建物が焼けてしまえば、その人は大きな損失を被ります。

だから、この地上にあって、私たちがどのような建物を建てて行くか、すなわち、どのような

働きをして行くかということが、とても重要なのです。では、「金、銀、宝石、木、草、わら」の

内、火で燃やされてもそのまま残るものはどれでしょうか。それは、
金と銀です。金と銀は、

火で燃やされると、ますます精錬されて純化され、新しくなって行きます。私たちは、火で

燃やされるとすぐに溶けてしまう宝石や、焼けて無くなってしまう木、草、わらで建物を建てる

のではなく、
燃やされるとますます新しくなって行く、金や銀で建物を建てる者となって

行かなければなりません。


(転) では、金や銀で建物を建てるクリスチャンの働きとは、具体的にどのような歩みをして

行くことでしょうか?それは、「罪人の古い自分」ではなく、「イエス・キリストによって

新しくされた自分」で生きて行くことです。先週も学んだように、私たちは、「罪の中にある

古い自分」と「御霊によって生きる新しい自分」が、同居して自分の中にあります。これは、

相反する二面性です。
一般的にクリスチャンは、「罪の中にある古い自分を変えて、何とか主に

喜ばれる生き方をしよう」としています。しかし、いくら頑張っても、古い自分を変えることは

できません。この「古い自分」というのは、どこまで行っても罪人ですから、「新しい自分」に

変わる事はありません。
絶対に古い人と、新しい人が一つになる事はないのです。だから、古い

自分を変えるためにエネルギーを費やして行くことには、何の意味もありません。ならば、

私たちはもう「古い人」を見切って、そこから離れ、イエス様に頼って生きて行く、「新しい

生き方」を始めるべきです。その新しい人の生き方の中は、絶対主に頼って生きて行くこと

ですので、限界はありません。なぜなら、新しい人は、ますます新しくなってキリストに達する

からです。新しい人は、決して自分の力に頼った生き方をしません。どこまでもイエス様に頼り、

助けてもらって、生きて行くからです。一見、「もうダメだ」と思えてしまうようなことでも、

それでも諦めずにイエス様に頼り、「助けて下さい」、「教えてください」と叫びながらやって

行きますので、主が必ず道を開いて下さり、その壁を乗り越えさせて下さいます。ですから、

「この、主に頼っているので諦めない」という努力は、決して地に落ちることはありません。

そこには必ず結果が出てくるのです。
私たちは今までに、「もうダメだ」と決めつけ、諦めてきた

ことがたくさんあると思います。それは、変わりもしない罪人の古い自分に心を向け、「この古い

自分を変えて、やらなければいけない」と思っていたからです。
その心を持ち続けて行くならば、

結局は自分の力に頼ってやることになりますから、それは、火で燃やされた時、すべてが消えて

無くなってしまう木や草やわらで建てた建物に過ぎません。私たちが目指すのは、金や銀の建物

です。すなわち、どんなに火で燃やされても燃え尽きず、逆にどんどん精錬されて純化されて

行く建物です。それは、私たちが新しい人に心を向け、どこまでもイエス様に頼り、諦めずに

努力し続けて行く働きだからです。これは、いい意味の「努力大好き人間」となり、主の助けに

よって建てて行く建物です。

(結) ですから、私たちはもう、古い自分に期待してエネルギーを使って行くことは

止めましょう。むしろ、キリストにどこまでも頼ってやる、新しい人に期待してエネルギーを

使い、どこまでも主に頼って
「努力大好き人間」になって行こうではありませんか。その努力は、

私たちにとって天に繋がるものです。それは、どこまでも主に頼って一生懸命やる働きですから、

天に繋がって行く働きになるのです。その生き方を続けて行くならば、金や銀が試練によって

ますます純化されて行くように、私たちの新しい人もますます新しくされて行きます。(コロサイ

3:9~10) どうか、この歩みを始め出しましょう。

 


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