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2014年9月14日    


信じるとはどういうことか



マタイの福音書6:24〜34



(起)「信じるとはどういうことか」ということを学んでいきたいと思います。

(承) さて、今日お読みしたところは、イエス様を信じた者たちが、どのように生きて行く

べきかということについて書かれています。そこで、24節の最後には、「絶対主と富に仕える

ことはできません」とありますので、この事を考えて行きましょう。

  まず富という言葉は、私たちが生きていくために必要なすべての物を含みます。

それは、分かりやすく言えばお金であり、また食べ物であり、着物です。ですから、私たちが生きて

いく上で、この富というものが、自分たちの命を支えていく基準になっていきます。しかし、

私たちは自分の命の仕組みを見ていくと、自分の命は絶対主から与えられたものだということが

分かり、
自分の命を支えて下さっているのは絶対主であると確信します。

ですから、私たちが、自分で自分の命を長らえさせようと思っていくら頑張ったとしても、

それは人間の力ではできません。私たちのこの命は、私たちを創って下さった絶対主の手の中に

ありますので、生きるも死ぬも、この方によって決まるのです。だから、「何を食べようか、何を

飲もうか、何を着ようかと言って思い煩うのはやめなさい。明日は炉に投げ入れられる野の草

でさえ、絶対主は良く装って下さっているのですから、まして、あなた方をそれら以上に良く

して下さらないはずがありません」とイエス様は言われるのです。(30、31節)この内容は、

すごく道理に適っていますので、クリスチャンであるならば、皆同意なさると思います。

  ところが、私たちの内に、しばしば
疑う心が入ってきませんか? 

疑う心が入ってくると、頭で考えるようになります。頭は、「もしダメだったらどうしよう」

などと、常にリスクを考えますから、そのうち、疑いの世界に入っていきます。そして自分の思い

通りにならないと、「なんで、助けてくれないの」という不満が内側から出てくるのです。


(転) では、私たちはなぜ疑う心を持つのでしょうか。それは、「自分が働いて、自分の命を

守り続けていかなくてはいけない」と思うから
です。私たちは、「生きていくために働く」という

普段の生活の中で、その錯覚に陥ってしまっているのです。しかし、私たちは決して自分の命を、

自分の力で支えて生きているわけではありません。私たちは、必ず死にます。そして、その後に、

自分の人生の精算のために、裁きの場に行きます。なぜなら、この命は、絶対主によって与えられた

ものですから、絶対主の前で罪の責任を取らなければ成りません。その裁きは、燃える炉の中に

投げ込まれ、泣いて歯ぎしりします。実は、そんな私たちが、 イエス様によって、そこから助け

出され、初めて本当に生きるということを知ったのです。であるならば、
イエス様を私たちの心の

土台とし、常にイエス様にあって考え、イエス様にあって、「どう生きていくべきか」を考えていく

べきです。
また、私たちは絶対主から戴いた命ですので、生きて行けるこの環境と、働く事の

出来る健康もいただきました。だから、一生懸命労することによって、毎月お給料を頂きます。

しかし、それさえ絶対主が「よし」と言われなければ、手に入らないものです。

私たちは、「自分の力で一生懸命働いて生きている」と思っていたかもしれませんが、決して

そうではありません。すべて戴いているのです。ですから、私たちの命の預けどころは、

イエス様であり、絶対主です。もし、この地上で働けなくなって、お給料がもらえなくなって

しまったとしても、私たちのこの命は、絶対主に預けたら良いのです。自分で心配する必要も

ないし、疑う必要もありません。イエス様を信じる心があるならば、たとえこの地上で死が

訪れても、イエス様に命を預ければ良いのです。


(結) ですから、「まず第一に、絶対主の国と絶対主の義とを追い求めなさい」(33節)

とあります。私たちは、この真理を信じるのを怖がらず、勇気を持って信じ踏み出すべきです。

この命は絶対主の許にあり、 ちゃんと守られているのですから。どうか、これを信じて最後まで

信仰を全うしようではありませんか。また、
私たちはイエス様によって命の預けどころを知ったの

ですから、あとは、「イエス様に対してどう生きるか」、それだけを考えて生きていきましょう。


これが、イエス様を信じたクリスチャンの正しい生き方ですから。



                                      

  
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