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2014年7月27日     



全力を注いで主のわざに励んでいく生き方




第Tコリント15:35〜58

(起)「全力を注いで主のわざに励んでいく生き方」について、学んでいきたいと思います。

(承) さて、56節を見てみると、「死のとげ」という言葉があるように、私たちにとって本当の

棘は何かと言ったら、それは死です。命あるものは必ず死にます。しかし、皆死が定まっているのに、

死ぬことに対して恐れを持っています。それは、「死んだらどうなるのだろう」という不安がある

からです。では、その不安はどこから出てくるのでしょうか。それは、罪からです。

人間には、生まれながらに良心がありますから、して良い事と悪い事は直感で分かります。と同時に、

してはならないことを、これまで沢山やってきました。ですから、「自分がこのまま死んだら、

ただじゃ済まないだろう。自分は死んだらどうなってしまうのだろう」
と、不安に思うのです。

ところが、その死の棘をイエス様が抜いて下さって、私たちは、「卑しいもので蒔かれた者が、栄光

あるものに復活し、弱いもので蒔かれたものが、強いものに復活する」(43節)という約束が与えら

れました。これは、何とありがたい、素晴らしいことでしょうか。しかしながら、今のままの私たちは、

卑しい肉の身体を持っていますので、このままでは朽ちていきます。しかし、キリストにあって甦り、

今度は御霊によって創り出される新しい身体をいただくのです。(44節)しかも、その心の中には、

もう罪はありません。私たちは、この御霊の創り出す身体と心をもらって、新しい天と新しい地の御国

の中に入っていくのです。


(転) では、こんな幸いな約束を与えられている私たちは、その時までどのように生きていくべき

でしょうか。これからの残された生涯を、いつまでも自分自身の肉にこだわって、守っていくべき

でしょうか。この肉は滅び、朽ちていくのです。そんなものにしがみつき、守っていく必要はもう

ありません。逆に、とことん砕いていくべきです。そして、イエス様の心にある思いを実現するために、

全力を尽くして実現して行くのです。
キリシタンの方々は、殉教という道を通り、今天におられます。

私たちは、これからやってくる患難時代の中で、同じ道を通って行きます。そこには大きな苦しみが

あるかもしれません。しかし、「主にあって、その苦しみは無駄にはなりません。」それは、永遠の

宝となって繋がって行くものだからです。ですから、「何が何でもイエス様の御心を成就したい」

という気持ちを持って、そのために労苦し、全力で奉仕していくことは、天に宝を積むことになるの

です。私たちは今、こんなに素晴らしい立場に置かれているのですから、この思いを持って教会が

一致し、一人一人が自分の持っている能力を最大限発揮していくべきではないでしょうか。

先週も学んだように、私たちはイエス様に仕え、従っていく立場にあります。従っていく者は、自分の

能力を最大限に活かして、主人の御心を実現するためにやって行くのです。これまで培ってきた、

子供の頃から学んできたものは、主からいただいた賜物と能力とを合わせて、すべて主のために全力

を注いで使って行くべきです。


(結) 日本には、昔から「一生懸命」という言葉がありますが、本当は、「一所懸命」と書きます。

「一つ所に命を懸ける」という意味です。私たちは、焦点をイエス様に合わせ、全力を尽くして主の

わざに励んで行く
のです。その労苦は、復活に預かる者たちにとって、一つも無駄にはなりません。

(58節)ですから、私たちは自分の労を惜しまずに働いていこうではありませんか。労を惜しむ

ということは、手を抜くということです。皆、「労したくない。楽をしたい」という思いが、本音

としてあります。しかし私たちは、イエス様によって創られた命ですから、「創られた目的を果た

していくことが、自分の生き甲斐だ」とはっきり悟り、天に目標を定めてそこに向かって明確な心で

生きていきましょう。こんな特別な立場にあるのですから、天にある国籍がわたしたちの故郷です。

ですから、御国に心を集中していきましょう。確かに大変なこともあるでしょう。でも、それを最後

までやり終えた後には、満足感と平安が与えられます。
辛い時には、徹底的に辛い道を歩みましょう。

また、人が嫌がること、偉いことをやりましょう。
辛いことは、そんなに長くは続きません。

ちゃんと終わりがあるのです。前回の五島の働きも、主にあってやり終えることができました。

今回の九州の働きも、その心を持って、一丸となって戦っていこうではありませんか。   

                                      

  
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