教 会 案 内 牧 師 紹 介 定 期 集 会 特 別 集 会
定 期 メ ッセージ シ ョ ー ト メッセージ 福 音 の 話
行   事 教 会 新 聞 掲 示 板 リ ン ク 事 務 室

 2014年10月5日    



イエス様に近づく秘訣



マタイの福音書20章20~28節



(起)イエス様に近づく秘訣について学んでいきたいと思います。

(承) さて、この聖書の箇所は、ゼベダイの二人の子ら(ヤコブとヨハネ)が、「御国で、

イエス様の右と左に座らせて下さい」と、お願いをするところです。二人がこのお願いをした時、

他の弟子たちは憤慨しましたが、私は、「この願いを持つことは、決して悪いことではない」と思い

ました。なぜなら、このような願いを持ち、実際に口にしたということは、「イエス様とずっと一緒

にいたい。何があっても信じていくんだ」という気持ちの表れでもあると思ったからです。

このあと、イエス様は「あなた方は、わたしの飲もうとしている杯を飲むことができますか」と二人

に尋ねられ、二人は「できます」と答えました。そしてその言葉の通り、ヤコブさんは、ヘロデに

よって殺され、殉教して行きました。ヨハネさんはパトモスに流されましたが、その後釈放され、

死ぬまで伝道していきました。彼は長生きしたようですが、最後まで福音を宣べ伝え、その命を

閉じていきました。このように二人は、イエス様を最後まで信じていく道を現実に歩み、
福音の初め

の働きを全うしたのです。
では、私たちはどうでしょうか。

  
弟子たちは福音の初めの働きをしていきましたが、私たちは福音の終わりの働きをして行くのです。

初めの働きをした弟子たちが、「天の御国では、自分たちをイエス様の右と左に座らせて下さい」

という気持ちを持ったのですから、
終わりの働きをさせていただく私たちも同じような気持ちを

持ったとしても、おかしいことではありません。


(転) では、その「福音の終わりの働き」が始まるのは、いつでしょうか。

それは、第一の封印が解かれてからです。人々が、「平和だ、安全だ」と思っている時に、艱難が

突然やってくるのです。今はまだ、その平和な時代ではありません。現在、新しくできたイスラム教

の「イスラム国」のために、イスラム教徒の中では、派の違いによって内部分裂が起こって、

いろいろないざこざがあります。それらのイスラム教は、決して他宗教との調和がありません。

ですから、イスラム教が存続する限り、666による世界統一は不可能です。このイスラム教の

問題が全て解決されないことには、666による終わりの時代への入口は開かれません。とはいえ、

私たちの働きはもう始まります。聖霊の満たしを受けて、今からその備えをしていく時が来ました。

私たちはもうしばらく我慢して、忍耐しなければならないでしょう。

しかし、弱気になっていてはいけません。
福音の終わりの働きをさせていただく者として、絶対主が

私たちを選んで下さったのですから、顔をまっすぐ前に向け、「私たちは明るい心で用いて下さい」

と身を献げて行くときです。
もし、その願いがあるならば、「本気でイエス様のために生きたい」

と思いませんか? そして、ヤコブさんとヨハネさんのように、「イエス様の側に着かせて下さい。

もっとイエス様と親しくさせて下さい」と願っても良いのではないでしょうか? 


では、このイエス様に親しくしていただけるコツはなんでしょうか。


それは、心の本音で近づくことです。また、イエス様は私たちと同じ罪深い肉を持って来て下さった

お方ですから、私たちの弱さも汲んで下さいます。
そのイエス様に、悔いし砕かれた心を持って

近づいていくことです。その悔いし砕かれた心とは、罪人が罪人であることを認め続けていく心です。


イエス様は、その心を持った者を蔑まれず、見下されず、軽んじられません。

むしろ、「それでいい」と言って用いて下さいます。
確かに、罪人の自分自身は恥ずかしい者ですが、

イエス様は全部分かっておられます。分かっておられる上で、イエス様は来て下さったのです。

ですから、「自分は罪人です」と自覚し続けていく者に対して、「わたしは、お前のその罪のために、

命を差し出したんだ」と言って、喜んで交わりを持って下さいます。決して、「お前は罪深い者

だから、話したくない」なんてことは言われません。


(結) これが、イエス様に近づく秘訣です。イエス様に近づけば近づくほど、その者は幸いです。

御国に入れていただけるだけでも感謝なことですが、近くにいることができるのなら、もっと幸い

なのではないでしょうか。

 ですから、私たちもヤコブさんとヨハネさんのように、「側にいたいんです」という気持ちをもって、

「イエス様のために生きたい」という心を積極的に表わし、その本音をイエス様に表現していこう

ではありませんか。


 
 
                                                         



 *メニュー
      * 教 会 案 内
      * 牧 師 紹 介
      * 定 期 集 会
      * 特 別 集 会
      * 定期メッセージ
      * ショートメッセージ
      * 福 音 の 話
      * 行       事
      * 教 会 新 聞
      * 掲  示  板
      * リ  ン  ク
      * 事  務  室