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2013年 NO.454




自然法則はいつから始まったのか?



 自然界にある様々な自然法則は、いつから作動始めたのか?

また誰がその法則を定めたのか?という問題は、自然界の観察によって法則を見出した

同じ方法で、自然界を観察することで発見できるというものではありません。

なぜなら、我々の見ている自然界は、すでに自然法則が作動している結果しか観察でき

ないからです。
すなわち自然法則の起源については、全く知るよしもなく、ただ現在の

観察によって、過去に起ったことを推測するだけのことです。この自然法則は、緻密な

計算と考え抜かれた設定が存在する
ので、決して偶然というでたらめの産物ではあり

ません。

 そこで、知的創造主と自然法則の関係を考えた時、自然法則は創造の業を保持して

いくために、創造主が創造の業を始めていく中で、自然法則もインストールされたと

考えられます。(種類に従って創造された) 従って、自然法則は、創造の前提ではなく、

創造の結果なのです。進化論的見解は、生命の発生を自然法則の助けを借りて説明しよう

としています。すると、その自然法則もどのような進化を経て出来たのかを説明しなけ

ればなりません。しかし、その説明は前述の如く、不可能です。

 自然法則は、「知的創造主が、全ての創造と共に、その保持のために、自然法則も

組み入れられた。それゆえに、現在は、創造主の創造の業が自然法則のゆえに保持され

続けて来た。」と考えられます。このことから、創造主が自然法則の創始者であるなら、

創造主自身は自然法則に支配されない主権者
ですから、創造主は、自由に自然法則に

関わり、全能の力によって自然法則を制限することもできます。
それが、聖書の中にある

「奇跡」の起源として説明できます。この後、世界の終末には、創造主の自然法則への

介入の権限が明確になる時
と言えましょう。まさに、自然界の創造主が「天の万象を揺り

動かす」(マタイ24:29)時となるのです。




自然界は様々な法則で満ちている!





 
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