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2012年 NO.451



自然認識の限界と、パラダイムの寿命の長さ』



 ノーベル賞受賞者のマックス・ボルン(1882−1970)は、「絶対的正しさ、

絶対的精確さ、究極的真理というものは、観念であって妄想である。

つまり、自然界の法則は、何百万もの観察によって認識されたものであるが、もしかする

と、いつかその反証となる実例が見つかるかも知れないということを排除できない


からだ。」と言いました。すなわち、自然法則は、数学的意味での証明はされておらず、

証明不可能
だからです。

 たとえば、数学的証明は、正しいか正しくないかが、はっきりしています。

しかし、自然界の法則は、観察によって数式化(E=mc2)されても、それが証明とは

なりません。その数式化された法則も、ひっくり返される可能性が、否定できないから

です。それだけ、自然を完全に理解することはむずかしいことであり、分からないこと

ばかりなのです。それは、人間の知性は、被造物であり、限定されているからです。

人間は全知全能ではありません。ですから、自然界から見出した自然法則さえ、究極的

真理とはならな
いのです。

 又、一時代の人々の物の見方であるパラダイムの寿命は、ハンパではありません。

天動説は、2世紀のアレキサンドリアの天文学者プトレマイオスから始って、16世紀の 

コペルニクスが地動説を発表するまで、14世紀の期間パラダイムとして当時の定説に

なっていました。ノーベル物理学賞を受賞したマックス・プランク(1858〜1947)

は、「科学的真理が一般に認められるということは、反対者が納得させられたからでは

なく、むしろ反対者が次第に死に絶えてしまい、次の世代が初めから、その理論に慣れ

親しんできたということによる。」と言っています。

 又、「その理論が、どれ程多くの信奉者を獲得し、自らに 忠誠を誓わせたかという

ことによって測られる。」と言っています。これは、今日の進化論の仮説に言えること

です。誤ったパラダイムの支配下では、学問から多くの重要なデータが失われます。

なぜなら、期待にそぐわない結果は「測定ミス」として無視されたままになるからです。

(例−人間がまだ出現していないとされる恐竜時代の中生代の 白亜紀の砂岩層から、

「鉄製のハンマー」が掘り出されている。だから、一時代のパラダイムも究極的真理とは

ならないのです。)



誰もがありえないと思いますが、
これが事実です。




 
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