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2012年 NO.422





福音書の記述の正確性





  
                                                                     さかのぼ
  福音書の記述の年代を調べていくと、イエス・キリストの死後、5年以内の記録に遡る

ことができます。


 まず、使徒行伝の記録は、パウロの死の前で終っています。パウロの死がAD62年ですから、

パウロの死の前に使徒行伝が書き終っていることが分ります。そして、ルカ福音書と使徒

行伝はルカによる二部構成になっていますので、ルカ福音書は使徒行伝より前に記されて

います。ということは、使徒行伝がパウロの死の前の60年とすると、ルカ福音書は、

50年代に書かれたことになります。イエス様の死は、33才の時ですから、イエスの誕生

BC4年とすると、イエス・キリストの死から30年以内にルカ福音書が書かれたこと

になります。

  この年代というのは、イエスがまだ生きていた時代に、彼の行動を見聞きした人物が

生きている時代
ですので、もし誤った記録であるなら、敵対者たちによって指摘され、

葬られる記録となっていたことでしょう。
特にルカは、綿密に調べ「アウグストの勅令が

出て、クレニオがシリアの総督であった。」とありますから、もし誤った記録なら、内容を
      がんさく
見て価値のない贋作となります。しかし、これらが真実であったということは、その後、

3万冊以上出てくる写本(ギリシャ語写本5664冊、他言語の古代写本24000冊)に

よって、その内容の真実性が裏付けられています。昔は、今のように紙はなく、パピルスや

羊皮紙は、高価なものですので、それを偽りの書のために写本することはありませんでした。

また、古代の伝記の中で、アレキサンドロス大王の伝記は、歴史家の間では、その信憑性は

高く評価されています。しかし、その伝記の記録は、400年以上経ってから書かれた

ものです。 また、コーランもマホメットの死後数百年経って確立しました。また、釈迦の

教典も、一番古いもので、死後300年経って書かれました。しかし、パウロの書簡になる

と、第Tコリント15章の復活の記述は、イエスの死後5年以内に書かれたものを、

パウロが引用して書いています。それは使徒信条と言われるものです。

 
 以上のことから、イエスを実際に知っている人々が、生きている時代に書かれた聖書は、

アレキサンドロスやマホメットや釈迦の話とは、もう全然比較にならないものです。

私たちは、歴史上、実に信用できる記録に立って、イエスキリストを信じる者とされている

ことを、感謝しようではありませんか。




パピルスや羊皮紙といった非常に高価の物に
写本されていきました。



   
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