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2012年 NO.421




砕かれた悔いし心





  
    「創造主のいけにえは、砕かれた魂、砕かれた悔いし心。

            創造主よ。あなたは、それを軽蔑されません。」(詩篇51:17)


 私たちは、この御言を学び始めて、20年経ちました。この御言は、頭で理解しても、

自分のものになりません。実に、信仰によって心に結び付けられなければ、悟れないのです。

創造主の御言は、全て霊的な心で悟るものです。だから、古い肉の性質でゴチャゴチャ

考えて理解できるものは1つもありません。だから、私たちは、肉のものではなく、

霊的な祝福を求めて、「砕かれた魂、砕かれた悔いし心」を願ったのです。なぜなら生まれ

ながらの肉の性質は、霊のことに逆らうだけで、従うことができないからです。

 ですから、頭で考える肉の習慣を止めて、「砕かれた魂」によって霊の心に立ち、主に

聞いて従うことを始めなければなりません。すなわち、正直に主に従う第一歩を始め出す

ためには、この「砕かれた魂」が必要なのです。
そして、この砕かれた魂の世界に、霊的な

価値を置くなら、そこに入る霊的な決心が必要となります。

  具体的に言えば、「砕かれた心」とは、「反抗する心を捨てます。」ということです。

私たちの教会は、今、強く主から導きを受けています。なぜなら、もう働きが始まるから

です。ですから、主は今、残された教会員一人一人がこの心の中に入る決心をするように

勧めておられます。「反抗する心」こそ、主に逆らい続ける私たちの肉です。

  しかし、キリストの救いは、私たちの霊に対して成されたものです。

ですから、救われた者は、肉の心と霊の心を混ぜて歩むのではなく、霊的な心をキリストに

向けて歩むのです。
マグダラのマリヤと、死刑囚であったウィリアム・ムーアは、この

世界に入りました。ならば、私たちも救われた者として、この世界に入るのは当然でしょう。

今日、「もう反抗する心を捨てます。」と霊で決心しよう
ではありませんか。ここにクリス

チャンの喜びと平安が存在するのですから。





   
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