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2012年9月9日



 『父の御心にかなった生き方』



マタイ5章27〜48節


@ 山頂で語られたイエス様のメッセージから、目に見えない天の父の御心にかなった生き方

について学びたい
と思います

A さて、山頂の垂訓といわれるこのメッセージは、一般群集というよりも、御許に近寄って

きた弟子たちに向かって語られています。即ち、主を信じている私たちへのメッセージと言える

でしょう。ですから、このメッセージは、クリスチャンのためであり、また、救い主であるが

故に言える、イエス様のメッセージであることが分かります。この観点に立って見ていくとき、

厳しいイエス様のメッセージの意図も分かってきます。

B では、イエス様の語られたメッセージをひも解き、考えてみましょう。

3節で「幸いなことよ。霊において貧しい人々。・・・」と言われています。他の訳では、

「心の貧しい人々は幸いです。」という表現で訳されています。しかしこの正しい訳は、

「霊において」であり、「心の」と翻訳された訳は、原語では英語でスピリット、ギリシャ語で

プニュウマという言葉ですから、「心」というよりは「霊とか魂」と訳した方が良いと思われ

ます。もし、「心の貧しい人々」と訳す場合は、人間的に卑屈だとか弱いとかと解釈されますが、

「霊の貧しい人々」という意味は、父とのつながりが無いという意味です。ですから、むしろ天

の御国に入ることは出来ないとおもわれます。しかし、「天の御国はあなた方のものです。」と

現在形で言われています。では、
「霊において貧しい人々」とはどういう人々でしょうか。

 それは、創造主との結びつきにおいて貧しい人々のことです。「どうして、そういう人々が天の

御国には入れるの?天の御国は霊的に豊かな人のものではないの?」と疑問に感じるでしょう。

実に不思議な書き出しですが、実はここが福音書のテーマなのです。これは救い主の言葉であり、

イエス様が「霊の貧しい人々を救うために」お出でになったからこそ言える言葉なのです。

このことを理解し、これを前提に考え、この観点から見ていかないと、山頂の垂訓は、単なる

厳しい律法主義に陥ってしまい、私たちは責められて終わってしまいます。また、悪口を言われ

迫害される時、天において受ける報いは大きいとありますが、「イエス様のゆえに」という言葉を

抜きにしたら、律法主義になってしまいます。ですから、
「救い主イエス様の故」であるなら、

幸いな者と言える
のです。また、パリサイ人の義に勝る正しさが無いと、天の御国には入れま

せん。とありますし、また28節では、「情欲の対象として女を見る者は、すでに心の中で姦淫

をしたのです。」と言われています。もし心の罪までも厳しく問われたら、罪人の私たちは、

お手上げです。これでは、みんな地獄に行かなくてはなりません。無事に済む人は独りもいません。

すなわち、律法において厳格だと言われる、「
パリサイ人の義」に勝る義を手に入れないと、

天の御国には入れない
のです。だから、私たちは、イエス様の贖いが必要なのです。イエス様の

贖いによってのみ、「パリサイ人の義に勝る義」をいただくことができるのです。
だから、

どんなに
「霊の貧しい人」でも、「自分は創造主の救いが必要です。」と認めて、「イエス様の

贖い」を受け取れば、救われるのです。
これしか、救われる道はありません。

C 主の救いによって、パリサイ人に勝る義を頂いた私たちは、ハッピーデイには、朽ちない体を

頂くことができます。ですから、天の父の御心にかなった生き方をしていきたいのです。だから、

努力することをやめません。また、諦めません。どこまでも主に信頼し忍耐して従って行く

のです。主は、必ず最高の「うっちゃり」をして、勝利を下さいます。ですから、いつも主の

御心にかなった道を選択していきましょう。そして、「霊の貧しい者」も、天の御国へ入れら

れる、魂の刈り取りの働きをしていきましょう。   



                                        

  
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