教 会 案 内 牧 師 紹 介 定 期 集 会 特 別 集 会
定 期 メ ッセージ  シ ョ ー ト メッセージ 福 音 の 話
行   事 教 会 新 聞 掲 示 板 リ ン ク 事 務 室


2012年12月30日



『頭でなく心で聞いていく』

ルカ5章1〜11節



(起) イエス様に従ったペテロの心を通して、頭ではなく、心で聞いていくことを学んでいきたい

と思います。


(承) さて、イエス様は、ペテロから舟を借りて舟の上から群衆に話をされました。

その後ペテロに向かって、「沖へ漕ぎ出し、網を降ろして漁をしてみなさい」と言われたのです。

ペテロは漁師ですから、経験は豊富です。魚が取れる場所、時間帯、時期などを知り尽くした上で、

夜通し働いても何も取れなかったのですから、「今更船を漕ぎ出して網を降ろしても何も取れない

だろう」と思ったでしょう。

しかしペテロは、「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」(5)と答えました。

初め否定的な意見を出しましたが、
その後考えを変えたのです。

もし彼が「しかし」という言葉を用いなかったら、彼は漁に行くことはなく、

網が破れるほど魚が取れるという経験はできませんでした。漁師であるペテロも、

こんな経験をしたことはなかったと思います。つまり、 
イエス様の言葉を聞いてそのまま行えば、

自分が今まで経験したことのないようなことが、経験できるということです。


(転) では、私たちの場合はどうでしょうか。

私たちは、去年は神社・仏閣の建物の中に潜む悪霊の追い出しをしてきましたが、

今年は人の中に働く悪霊の追い出しに導かれてきました。しかし、追い出しても、追い出しても、

また同じ人に悪霊が入ってくるのは何故でしょうか悪霊は、地を行き巡り食い尽くすエサを

探し求めて、入りやすいところに入ってきます。悪霊が入りやすいのは、臆病で、

過去の自分の経験の中で良い思い出がなく、挫折ばかりで自信のない人に影響を与え易いのです。

なぜなら、こういう人は、自分を守ろうとします。「みじめな経験をしたくない。

人からまた馬鹿にされるのはいやだ。」という思いが頭をよぎるからです。

それは、敗北を味わいたくないというプライドです。新しいことに挑戦していこうとする度ごとに、

おそれの虜になり、前に進めなくなります。頭で考えることは、自分を守ることにしか考えず、

どんどんマイナス思考になります。そして、逃げる方向に向かいます。

私たちの性質は罪人の性質ですから、そこに悪霊が働くと、自分の頭の中で恐怖の捏造が始まり、

「やっぱり自分にはできない」となるのです。頭の中で考えても前向きになれるはずがありません。

できないという材料がどんどん増えていくだけです。私たちは幼い頃から、頭で損得を考えて、

行動をとることが当たり前になっていました。しかし、もう一つ方法があります。

それは、
自分の心に聞くことです。主が「こうしなさい」と言われた時、

頭では「自分にできるのか」と思いますが、心では「イエス様が言われているのだから、

自分はやりたい。」という声が聞こえてきませんか
私たちは、心に聞いて、

その声に従う生き方をしていくのです。
それが信仰です。皆さんはこの経験がほとんどありません。

20年も砕かれた悔いし心を学んできましたが、そのメッセージを聞いても頭で考えます。

しかし、メッセージを心で聞いて心で応答したなら、「自分には出来ない、だめだ」と思っても、

もう一度心に聞くと「本心はどうなのだ」という声が聞こえてきませんか。

すると、「そうだ、主にあってやっていこう」となります。イエス様に従うということは、

何が起こるか分かりませんが、それでも心に聞くと「だめでも、自分はイエス様に

従っていきたいんだ。」と聞こえてきます。その声を聞いていくなら、献身の生涯は全うできます。

信仰は心であり、心で理解することをイエス様は望んでおられます。

すなわち、御言葉を心に結びつけていくなら、私たちも希望が生まれてきます。

それは、心で聞くとイエス様と結びつくことができ、自分にはできなかったことを、

イエス様がやって下さるという経験を味わうことができるからです。

(結) 皆さん、このことを心で理解してください。頭を使うのは止めましょう。

頭は、自分を守る方向しか向きません。自分のことばかり考え、決して信仰は生まれません。

私たちは、心で考える習慣を身につけなければいけません。信仰から心を取ってしまったら

何が残りますか?信じたときに分かったはずです。「イエス様はこんなものでも救ってくれる。

だから真実な心で従っていこう。」これ以上何も必要ありません。

今まで、できない自分をかばって、できるところだけに留まろうとしていた、

情けない自分から離れていきましょう。何故、リスクを負う世界を見てもいないのに、

頭の中で捏造するのですか。新しい年は、その捏造したリスクの世界を考えることをやめ、

本心の心に聞いていきましょう。ペテロは、「しかし、お言葉ですから、網をおろしてみ

ましょう。」と、頭の考えを退けて、心でイエス様に応答したのです。

その時、頭で考えもしなかった事が起りました。網が破れそうになるほど、

大漁に魚が捕れたのです。イエス様は、そのペテロの心が欲しいのです。

私たちはこのイエス様に心を向けて、献身を全うして行きましょう。
 
  


                                      

  
 *メニュー
      * 教 会 案 内
      * 牧 師 紹 介
      * 定 期 集 会
      * 特 別 集 会
      * 定期メッセージ
      * ショートメッセージ
      * 福 音 の 話
      * 行       事
      * 教 会 新 聞
      * 掲  示  板
      * リ  ン  ク
      * 事  務  室