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2011年11月13日




『心に命じて!』


使徒16章16〜18節



  

@ 今朝は、私達が主を証ししたいと願うとき、その努力を妨げるのが、自分自身の生まれつきの

肉であることを学び、それを勝利していく道を考えたい
と思います。


A さて、パウロがピリピで伝道したとき、ひとりの占いの霊につかれた女奴隷が、

パウロたちの後を追って、「この人たちは、いと高き創造主のしもべたちで、あなた方に救いの

道を伝える方だ。」と、叫び続けました。これが幾日も続いたので、パウロは困り果てて、

この女を退けました。そこで、この女の言動が退けられた理由が何かを、まず考えたいと思います。

B では、なぜパウロが困り果てたのか?その理由を考えてみると、まず、この女の語っていた

内容は、決して間違っていたことを話していたのではないことが分かります。

むしろ、パウロの伝道を後押しして、チラシ配布をしてくれているようにさえ見えます。

しかし占いの霊という悪霊に憑かれている者が、御霊の導きによって語っていない事は明らかです。

ですから問題は、彼女自身がこの事実を理解したうえで叫んでいるのかどうか、ということです。

もし、本当にそうだと思っているなら、パウロが困り果てるほどに叫び続けることはしなかった

でしょうし、ルデヤがそうしたように、黙って、パウロの言葉を聞こうとしたことでしょう。

しかし彼女には、聞こうとする心の姿勢はありませんでした。いつも占いで、人の上に立って

しゃべり、聞くということが出来なかったようです。したがって、彼女は、自分の肉の感情で、

自分が理解していないことを、訳も分からずに叫んでいただけだったのです。それでは、いくら

言っていることが正しくても、何の役にも立ちません。それどころか、創造主の栄光とキリストの

救いを語ろうとしているパウロの働きを妨げるもので、主の栄光を遮ってしまうだけです。

ですからパウロは困り果てたのです。

もし
私たちが、主のお役に立ちたいと願うなら、先ずその方から聞いて、理解していくというのが

基本
です。

何故なら、私たちクリスチャンは、イエス・キリストを信じたときに、主人公が替わったからです。

即ち、信じる前までは、自分自身が主人公であって、自分のために生きていました。

しかし、
キリストを信じた時から、キリストが主人となり、キリストのために生き、キリストを証し

していくことが、生きる目的となった
のです。ですから、信仰は自分を表すことではなく、

主の栄光を表すことです。


それ故、
先ず自分を引いてイエス様に聞くこと、これが信仰のコツなのです。そして、そうだと

思ったなら、それを心に命じてやっていくのです。聞いたことを心に命じてやっていかなければ

変わりません。心に入れたものは積み上げとなって、成長していきます。しかし、占いの霊に

憑かれた女は、分かりもしないことを、感情のままに口に出したので、ただ邪魔をするものとなっ

て困り果てさせ、ついには退けられたのです。


C 私たちは、主の栄光を表すことを願う者になり、主のために生きる者となりました。

ですから、どんなにダメな自分、能力のない自分であっても、愚かな肉の中に留まっていては

いけません。いくら正しいことを言っても、その行いが肉によるものなら、困り果てられるだけの者

になります。私たちはルデヤのように、心を開いてイエス様に聞いていくこと、そして、肉の思いを

引いていくこと。
この肉を否定して行く生き方を、心に命じて、主の役に立つことを追い求めて

いきましょう。
 
                                        

  
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