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2010年11月14日



心の壁を砕く祈り』


使徒16章12〜18節




  

@ 今朝は、信仰のレベルアップについて、大事なポイントを考えたいと思います。

A さて、聖霊の導きによって、福音伝道がアジヤからヨーロッパへと拡大されていくことと

なりました。その最初の町のピリピで、パウロは、祈り場があると思われる川岸に行き、

そこに集まっていた女たちに話したのです。そこにルデヤという女が聞いていました。

主は彼女の心を開いて、パウロの語る事に心を留めるようにされたのです。たとい福音が明確に

論じられても、人の心が動くわけではありません。主の働きがあって初めて人の心が開かれ、

語られた言葉が心に留まるのです。
この時、信じたのはルデヤ一人でした。

しかし、このひとりの人から、ルデヤの家族と次の福音宣教へと繋がっていくのです。

B では、ピリピでの福音宣教について見てみましょう。

パウロたちが祈り場に行く途中、占いの霊につかれた女奴隷に出会いました。

彼女はパウロたちの後について行き、「この人たちは、いと高き神のしもべたちで、救いの道を

宣べ伝えている人たちです。」と叫び続けました。一生懸命宣伝しているかのように

見えますが、そうではありません。ルデヤのように心を開いて宣伝しているのではなく、

悪霊が女に働いて、パウロの邪魔をしているのです。ですから、パウロは困り果てました。

そこで、その霊に「イエス・キリストの御名によって命じる。この女から出て行け」と命じたの

です。すると即座に、霊は出ていきました。ところがこのことから問題が起こってきました。

その女奴隷の主人たちは、儲ける金づるが無くなったので、パウロとシラスを捕らえて訴えたの

です。そのため二人は、むち打たれてから牢に入れられてしまいました。これで福音宣教は

暗礁に乗り上げたかに見えました。しかし主は、次の展開を用意しておられたのです。

真夜中頃、突然大地震が起こり、扉が全部開いて、みなの鎖が解けてしまったのです。牢の扉が

全部開いているのを見た看守は、囚人たちが逃げてしまったと思い、自殺しようとしました。

そこでパウロは大声で叫びました。「自害してはいけない。私たちはみなここにいる」と。

看守は仰天しました。しるしと不思議を目の当たりにしたからです。

そこで、直感で「救われるためには、何をしなければなりませんか。」即座に言ったのです。

ところがその答えは、「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も

救われます。」でした。「何々をしなさい」ではなく、「信じなさい」というのが

ここのポイントです。信じるだけ・・・というこの図式を、私たちはなかなか理解できません。


ですから、主によって心が開かれていないと、ここでストップしてしまいます。

これが心の壁です。この壁を乗り越えるには祈りが必要なのです。

この心の壁は、クリスチャンになってからも、まだ私たちの心にあります。

例えば、クリスチャンが自分の罪に対して、自分で何とかしようと思ってもできません。

自分の行いや努力で解決できるものではないからです。ですから、信じるだけです。

信じれば解決できるのです。それは、言われたことを、心を開いてそのまま聞いて、

悔い改めていくことです。この看守と家族は、主のことばをそのまま信じて悔い改めました。

そして、信じたことによって救いを経験し、喜んだのです。それと同じように、私たちは、

「何をしなければなりませんか」ではなく、「ただ信じなさい」と言われているのです。

しかし、律法主義的な私たちは、信じてからでも行いを求めて、ただ信じることが分らず、

心の壁を持っているのです。

C 私たちは、信仰を極めたいと願っています。そのためには、「何をしたらいいですか?」

ではなく、心を開いてただ主を信頼していくのです。すなわち、主の言葉に信頼して、

信じることです。この信じるだけでいいのか? と思うところに、心の壁があるのです。

神は心を見られる方です。神は心の壁を砕いて、心を開いて来る人たちを愛し、包み、生かして

くださるのです。私たちが、自分の心にある壁を崩し、反発の心を捨てて、そのとおり聞いて

いくなら、空を打つ戦いとはなりません。
ですから、
「自分の心の壁を砕いてください。」と

祈っていきましょう。ここから、信仰のレベルアップが起こってくるのです。

                                        

  
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