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2010年10月17日



心の決断と心の定め


マタイ26章36〜46節




  

@ 今朝は、十字架を目前にしたイエス様のゲッセマネの祈りから、私たちも神の御心に

従おうとする時に、心の決断と心の定めが必要となる
ことを学びたいと思います。

A さて、イエス様は、十字架につけられる日の夜中に、ゲッセマネの園で祈られました。

「わが父よ。できますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願う

ようにではなく、あなたのみこころのように、なさってください。」と。

ご自分の弱さをさらけ出し、血の汗を流して祈られたイエス様の苦しみに胸が痛みます。

又、同時に私たちは、慰めを覚えます。なぜなら、神の御子の中に、私たちと同じ肉を持たれた

弱さを見るからです。神の御子であられるにもかかわらず、私たちの罪の身代わりとなるために、

私たちと同じ罪深い肉をお取りになり、罪の呪いと屈辱が迫ってきたとき、恐ろしさのあまり、

「この杯をわたしから過ぎ去らせて下さい。」と逃げたい気持ちに襲われたのです。

しかし、三度目の祈りを捧げられたときには、心を定められ、いっさいの恐れを払拭されて、

毅然と十字架に向かって行かれたのです。

B では、ゲッセマネの園で、三度の祈りをされたイエス様の心をについて見てみましょう。

まず私たちがハッキリと意識しなくてはならないのは、イエス様の所にも悪魔はやって来たという

ことです。宣教開始の前にも、神の御言を使って誘惑してきました。そして今、私たちと同じ血と

肉を持たれたイエス様に、恐怖心を抱かせるために悪魔は襲いかかってきました。「神の子の

くせに、人間に唾され、傷つけられ、むごたらしく十字架の上で恥を受けるのだぞ。・・・」と。

悪魔はささやきを浴びせました。実は、私たちもいつも、このようなささやきを受けています。

そして、悪魔は御霊の思いとは正反対の方向へ私たちを誘うのです。

しかし、私たちは、それを悪魔の声だと気づかずに、自分の思いの中に入れてしまうのです。

だから、悪魔の策略に引っかかってしまいます。しかし、それが悪魔から来ていると分かって

退けるなら、そのささやきは断ち切ることが出来ます。

イエス様は二度目にこう祈られました。「わが父よ。どうしても飲まずには済まされぬ

杯でしたら、どうぞ御心の通りをなさってください。」と。御心のままに・・・という祈りは、

悪霊の脅かしから解放された状態を表しています。しかし、悪魔が退いたら元気モリモリに

なるかと言えばそうではありません。依然、罪深い肉を持つ者として、もう一度同じように

祈らなければなりませんでした。脅かしはストップしても、肉の弱さは現実にあり、

まだ逃げたいという気持ちはあるからです。

そこで
自らの信仰によって決断しなければならないのです。

「肉の弱さに、立ちたくない。主の御心に立つ。」という決断です。

そのためには祈りが必要なのです。
もし弱さを見続けるなら決断は出来ません。

しかし
イエス様は、父なる神への祈りと助けによって決断し、心が定まったのです。

それは、三度目の祈りが終わったとき、「時が来ました。立ちなさい。さあ、行くのです。」と、

きっぱりと心を定められた状態に変わられたからです。「このために来たのだ!」と言う姿勢に

立たれたのです。もし
私たちも、主の御心に従おうとするなら、この心の決断と心の定めが

必要なのです。


C 私たちは、悪魔の脅かしによって、自分自身の弱さを見ます。

そして「ダメだ。出来ない。」と、逃げて問題解決をしようとしてしまいます。

しかし、私たちに逃げるところはありません。神の御手は天の果てにまであります。

ですから、私たちも、
イエス様のように肉の心を砕いて、「分かりました。」と決断し、

心を定めて御心に従うのです。
この心の定めなくしては平安は決してありません。

この
心の決断と、心の定めによって、イエス様のように勝利の道に歩みましょう。

これこそが、主の御足の跡に従うことです。

                                        

  
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