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2010年1月31日





主の力で、主のために





ルカ19章11〜28節




  

@ 今朝は、10ミナの譬えから学びたいと思います。

A さて、イエス様がエルサレムに近づかれると、人々はイエス様がユダヤ人の王となることを

期待しました。そこでイエス様は彼らに譬えを語られました。「ある身分の高い人が、10人の僕を

呼んで1ミナづつ与え、私が王位を受けて帰るまで、これで商売をしなさい。」と命じました。

そこで、ある者は、1ミナで10ミナを儲けましたが、ある僕は商売もせずに預かった1ミナを

風呂敷に包んで仕舞い込んでいました。そこで、主人が王位を受けて帰ってきた時、『私が王になる

のを望まなかったこの敵どもは、みなここに連れて来て、私の目の前で殺してしまえ。』と

言ったのです。この譬えを通して、イエス様は、「王となることを喜んで働く者と、望まない者も

いるのだ。」ということを語られたのです。


B さて、この10ミナの譬えから、王となることを望んでいた者と望んでいなかった者の生き方の

違いを見てみましょう。10人の者がそれぞれ1ミナずつ貰いました。(1ミナは、だいたい今日の

100万円位に相当します)。主人を信頼し、王となって帰ってくるのを待ち望んでいた者たちは、

100万円を元手に、それぞれ利益を上げました。10ミナを儲けた者もいれば5ミナ儲けた者も

いました。そこで、帰ってきた時、主人は、儲けた者たちを呼んで言いました。「よくやった。

良い僕だ。あなた方は、ほんの小さな事にも忠実だったからと、10ミナ儲けた者には10の町を、

5ミナ儲けた者には5つの町を支配するように」と言われたのです。ところが、風呂敷に包んで

しまっていた者が言いました。「あなたは計算の細かい、きびしい方ですから、恐ろしゅうござい

ました。あなたはお預けにならなかったものをも取り立て、お蒔きにならなかったものをも刈り取る

方ですから。」と。彼は、自分を守ることだけを考え、主人の役に立つことを考えなかったのです。

もし、わずかでも、主人に好意を持っていたら、銀行に預けて僅かな利子でも主人に返すことが出来

たでしょう。しかし彼は、主人に反感さえ持っていたので、主人が王となって帰ってくるのを

望まず、少しの役に立つことも考えなかったのです。イエス様は、この例えから、この者について

語りたかったのです。イエス様が王となることを望まない者たちがいたからです。また、この譬えの

メッセージは、私たちにも大きな関わりがあります。というのは、イエス様が王となって帰って来ら

れる再臨の時に、「自分の思い通り生きたいから、イエス様が来たら都合が悪いな。」とか、

「信仰さえ失わなければいいや。」と思っている自分勝手なクリスチャンたちがいるからです。

そのような人は、イエス様を利用し、自分に都合良く助けてくれる事だけを考えて、

主の栄光のために働こうとしないのです。そういう者たちは、ただイエス様の敵であるだけだと

言われているのです。

C そこで、私たちは、10ミナを儲ける気持ちで、残りの生涯を一生懸命主のためにやっていき

たいのです。これまでは、「自分の力で、自分のために」と考えてきました。しかし、クリスチャン

である今は、
「主の力で、主のために」と考え、「今すべきことを粛々とさせていただく」という

考え方に、リセットしていきたいのです。
それが、守りの精神ではなく、むしろ主を第一とする

積極的な精神だからです。10の町を支配させてもらうために。

                                        

  
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