『自然界に見る創造主の足跡』NO.7
数学的見地から見る、神なしでは不可能な命
進化論では、地球の年令を46億年といいます。この46億年を秒で換算すると、1017秒と
なります。そこで、命の元となるタンパク質が偶然に造られる可能性を計算すると、地球上で
普通に見られる92種類の元素の内、5種類(炭素、水素、酸素、硫黄、窒素)の元素が選ばれ、
組み合わされていくことになりますので、その組み合わせの確率は、スイスの数学者チャールズ・
ユージンは、「10150分の一」と計算しました。次に、タンパク質分子の中の原子が偶然に
配列していく可能性の計算を、英国の生物学者J・Bリーズは「1048分の一」と計算しました。
この場合、宇宙の初期の自然環境は、進化論者の間で、死に等しいものと考えられていますので、
原子が自然に配列していくことは極めて不可能に近いのですが、それでもタンパク質が出来上って
いく理想的な条件を仮定して計算されています。さて、これらのタンパク質が偶然に出来上る必要
な時間を考えると、10243年かかると計算されています。すると、進化論では地球の年令が
46億年ですので、タンパク質1個が出来るために、46億年(4.6×109年)の地球の
年令時間があっても、とてもたりません。たとえ、宇宙の年令の137億年あったとしても、
「1.37×1010年」ですから、10243年という時間には、宇宙年令があってもたりま
せん。まして、細胞が偶然に出来上った可能性は、控え目に見積っても「1040000分の一」
のチャンスしかないのです。これは、地球上の表面(海も含めて)に1ドル銀貨を30.5mの
高さまで敷きつめ、その中から目かくしして一個を選び当てる確率の分母は、1040000の
1%にも当りません。これらのことを考えると、数学的には 偶然にタンパク質1ケ出来上る
可能性は皆無であって、命は全能者の注意深い設計と支配が必要であることが分かります。
まさに、進化論者は、「自分では知者であると言いながら、愚かな者となり。」(ロマ1:22)
の通りです。 |
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