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2009年3月22日








『患難時代を通る』



ヨハネ黙示録7章9〜17節






@ 今朝は、「クリスチャンが患難時代を通っていくことは、間違えのないこと。」として

受けとめている私たちが、地上の残りの時間をどのように歩んで行くべきかを学んでいきたい


思います。


A さて、黙示録の7章までは、患難時代に起る出来事が、あらすじとして記されています。

というのは、7章16,17節の内容は、21章13,14節に記されている内容と同じであり、

7章の実現が21章に記されているからです。それというのも、第一から第六の封印は、巻物の

表に記された艱難時代に起るあらすじであり、第6の封印が全部解かれた時に、初めてその裏側に

記された第7の封印の出来事が読めるように書かれているからです。

この第7の封印が解かれた時、ラッパが第7まで吹かれていきますが、第7のラッパは終わりの

ラッパであり、このときイエス様が来られ、私たちは天に引き上げられるのです。8章からは、

それを読んでいくときに、天での光景なのか、地での光景なのかを分けて読んでいくと、地上で

起こってくる出来事の順番が見えて来ます。そこで、8章からの御言を読んで確信できることは、

クリスチャンは患難時代を通っていくということです。そこには、聖徒の忍耐についての勧めが、

はっきりと出ているからです。この理解は、イエス様の語られた福音書と一致するところです。

クリスチャンが、患難時代の前に携挙されると信じる御言の根拠は、非常に薄いのです。


B では、患難時代を通る私たちは、どのような信仰の心を持って歩むべきかについて考えて

みましょう。7章9節には、
白い衣を着た数えきれぬほどの大ぜいの群衆(全世界の贖われた

人々)が、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊の前に立っていたとあります。彼らは、「大きな

患難から抜け出てきた者たちで、その衣を小羊の血で洗って、白くした人々」でした。

また、6章9,10節では、「神のことばと、自分たちが立てたあかしとのために殺された人々の

たましいが、『いつになったら、地に住む者に私たちの血の復讐をなさるのですか。』と叫んで

います。これは第五の封印までの患難時代の殉教者の叫びです。彼らは、第一から第五までの

患難時代を通ってきたのです。この後、第六の封印が解かれ、天の万象が揺れ動き崩れ去ります。

それから起こることは、イエス・キリストの再臨です(マタイ24章29〜30。マルコ13章

24〜26)。それから千年王国があり、その後に天地は完全に消えてしまいます。このことが

言われているのは、使徒2章17〜20においても、聖霊のバプテスマの時であるということを

覚えるとき、遠い先のことではなく、今の私たち、あるいは私たちの子孫の時代に起こってくる

ことなのだと示唆されます。

 ところが、クリスチャンが患難時代を通ることはないと考えている人々がいる事も事実です。

その根拠としているのは、三章10節の、フィラデルフィアの教会に語られたみことばです。

しかし、これは実に無理のある根拠と言えます。一体、私達が、どうしてフィラデルフィアの教会

だと断定できるでしょうか? 私達は、熱くもなく、冷たくもないラオデキヤの教会かも知れま

せん。たとい私達が、患難時代を通るとしても、「分かりました。」と砕かれた悔いし心で受け

入れていかないと、主より自分の考えを通す者となり、「なんで患難時代を通らなければならない

の」、と神に反発し、信仰を全うできなくなります。ですから、この地上の残りの時、自分の肉の

考えに立たず、たとえどんなことがあっても、へり下った砕かれた心で歩んでいくべきです。


C 私たちにとって、主人公は常に創り主です。全ての主権は創り主にありますから、主のお考え

の中で、御心は実現されます。ですから、私達は、へりくだった心で御心に従っていくべきです。

永遠の神は、私たちに天の嗣業に預かる者として下さっていますので、このへり下った信仰を

実践していきましょう。

    


                                        

  
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